五大尊・五大尊つつじ公園 (埼玉県入間郡越生町黒岩)


五体の明王像が祭られている「五大尊」の石段両側には、350年以上前に植えられたと伝えられる古木が鮮やかに咲き誇る。隣接する「五大尊つつじ公園」には約10,000株のツツジが咲き競う関東屈指のつつじの名所。つつじ祭りは、本来は八十八夜の日に行われていたお祭りだったが、昭和30年代から五大尊のお祭りと一緒に行われるようになった。  ~おごせ観光ガイドパンフレットより転載~ ゴールデンウィーク真っ只中でしたが、混雑!というほどではなく、満開のつつじに癒されました!! -2019.05.03-

五大尊堂へ


「五大尊堂 」

もとは「長徳寺」という寺の境内にある堂の一つ。明治時代初期に「長徳寺」が廃寺になった後は、地域の人々によって大切に守られてきた。現在はつつじの名所として親しまれている。堂内には平安時代末期に作られた五大尊(五大明王像=不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)が安置されている。 

「五大尊」境内


つつじのトンネル

丘の上から眺める越生町の街並み

藤の花越しに見える「五大尊堂」とつつじ

五大尊つつじ公園


「五大尊つつじ公園」から「世界無名戦士の墓」へ

世界無名戦士の墓(埼玉県入間郡越生町越生)


第二次世界大戦で命を落とした2百余柱の英霊を祀っている。「無名戦士」とは、名前のわからないという意味ではなく、位階を超越し、一切無名平等にお祀りするという意味でこの名称になったとのこと。「大観山」の山頂にあり、展望台から関東平野が一望できる。

越生神社 (埼玉県入間郡越生町越生)


「越生神社」の創建年代等は不詳ながら、武蔵七党の児玉党の一族越生氏が高取山に居館を構えた際に鎮守として文治年間(1185-1190)に「琴平社」として創建。明治42年(1909)に、神社合祀令を受けて、「琴平神社」に、「旧越生村村社八幡神社」、「日吉神社」、「八坂神社」、旧黒岩村村社の「八坂神社」、ほか市街地に点在していた「稲荷社」を合祀して造営された神社。

「鳥居」

「社殿」

山吹の里歴史公園 (埼玉県入間郡越生町)


鷹狩りの途中、にわか雨に遭った若き日の太田道灌は、蓑を借りに貧しい民家を訪ねました。すると、出てきた少女は何も言わずに一枝の山吹を差し出しました。少女の謎掛けが解けなかった道灌は、「蓑がない」悲しさを「七重八重花は咲けども山吹の 実の一つだに無きぞかなしき」(八重のヤマブキは雄しべが花弁に変化し、雌しべも退化したもので、実がならない。「実の=蓑は一つもありません」)立腹します。が、後に古歌に託した少女の想いを知りました。自分を恥じた道灌は、歌道を志し文武両道の名将になったという逸話の故地です。黄金色に輝く3千株の山吹と水車小屋が再現されている。~越生町HPより転載~

一重ヤマブキ

八重ヤマブキ