古河桃まつり 古河公方公園(古河総合公園)(茨城県古河市)


「古河桃まつり」は、江戸時代初期に古河藩主・土井利勝が江戸で家臣の子供たちに拾い集めさた桃の種を古河に送り、貧しい領民の為に桃の育成を奨励したのが始まり。用途は桃の実を食用に、技を薪に、花を暮らしの潤いにするため。現在の桃は、古河市が公園開園を機に観賞用の花桃を植えて復活させたもの。「古河公方公園」には、「矢口・源平・菊桃・寿星桃・寒白桃」の5品種、約2,000本の花桃があり、桃林は鮮やかなピンク色で染まる。訪れた日は桜も競演。~古河桃まつり公式HPより転機~  -2018.03.30-

「浄円坊池」

「大賀蓮池」

菜の花も咲いています♬

桜も満開!!

矢口桃

花つき、花もちがよい。ひなまつりの切り花「♪お花をあげましょ桃の花♪」のハナモモはこの品種。桃まつりの主役。園内の8割を占める。花:八重咲き 見頃:3月下旬

源平

一本の木に紅白の花が咲く。源平の旗色にちなんで名前がついた。花:八重咲き 見頃:4月初旬

菊桃

庭木として栽培されるが、鉢植えも可能。桃まつり後に豪華に咲き誇る古木は見事。花:花弁が菊の様 見頃:4月中旬

寿星桃 (じゅせいとう)

樹高が低く花が節々に密につくのが特徴。庭木、鉢植えに向いている。旧正門に列植。花:一重、八重 見頃:4月初旬

寒白

透き通るような純白の中輪八重咲き花。花:八重咲き 見頃:3月下旬

寒緋 (かんひ)

主に花の観賞用として栽培される花で、初春から八重花を付ける存在感のある花。花:八重咲き 見頃:3月下旬

「徳源院跡」

五代古河公方足利義氏の息女・氏女(うじひめ)の法号から徳源院と称した寺の跡。現在、「古河公方足利義氏墓所」として県指定史跡。正面の石碑は大正15年(1926)に建てられた「古河公方義氏公墳墓」の標石、左の石囲いの中には氏女の宝篋印塔がある。さらに、氏女の一子義親の宝篋印塔、七地蔵を刻んだ石幢、義氏の遺骸の一部が葬られたと考えられている土塚も残る。


「浅間神社」方向のしだれ桜


「御所沼」

コブシも満開!!

茶畑と桜

「旧飛田家 」

<国指定重要文化財>

もと茨城県久慈郡金砂郷村(現常陸太田市)にあり、構造手法等などからみて18世紀前半の建立と考えられることから、県下における最古の曲屋形式とされ、その重要性から昭和43年(1968)に重要文化財の指定を受ける。昭和50年(1975)、古河公方公園(古河総合公園)内の民家園に移築された。規模は、平面積142.46㎡、桁行16.92m、梁間7.399mで、寄棟造、茅葺。