新宿御苑Ⅰ (東京都新宿区)


ソメイヨシノが満開になる前に春を感じたくて大好きな「新宿御苑」に訪れてみました♬ソメイヨシノの前に咲く前に見頃を迎えた桜🌸と桜🌸以外の花がいろいろ咲いていて春・春・春😊。桜🌸以外の花は新宿御苑Ⅱでご紹介。 -2020.03.12- 

シダレザクラ(枝垂桜)

バラ科・サクラ属。エドヒガンの栽培品種で、花はエドヒガンゆずりの淡いピンク色の一重咲き。ソメイヨシノよりも1週間ほど早く、ピンクや赤、白の花を枝にたくさん付ける。糸を垂らしたような花姿をすることから、別名イトザクラとも呼ばれる。


ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)

バラ科・サクラ属。八重咲きで、5mほどの高さに生長。明治時代の仙台市長であった遠藤康冶氏が普及に努めたことから、「遠藤桜」「仙台八重枝垂」「仙台小桜」「平安紅枝垂」とも呼ばれる。


ヨウコウザクラ(陽光桜)

バラ科・サクラ属の落葉小高木。「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配。開花時期は3月から4月でソメイヨシノよりも少し早く咲く。花は一重咲きで、カンヒザクラの紅色が残された濃いピンク色。

陽光桜とヒヨドリ?

カンザクラ(寒桜)

バラ科の落葉高木。カンヒザクラとオオシマザクラの雑種といわれる。花は一重で、色は淡い紅色。

シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)

花は中輪、一重咲きで紅紫色。開花期は3月中旬。伊豆の修禅寺境内にある桜で、寒緋桜と大島桜の雑種と推定される。

コヒガンザクラ(小彼岸桜)

バラ科の落葉小高木。豆桜と江戸彼岸桜の交配種といわれる栽培品種の桜。春の彼岸ごろに花が咲き始め、葉よりも先に、一重のソメイヨシノよりも濃い色合いの薄紅色の花を咲かせる。

タカトウコヒガンザクラ(高遠小彼岸桜)

コヒガン桜の変種で長野県伊那市高遠町固有の桜。エドヒガンザクラとマメザクラの自然交配により生まれた品種と言われ、ソメイヨシノに比べてやや小ぶりで色の濃い花を咲かせるのが特徴。

オオシマザクラ(大島桜)

バラ科の落葉高木。名前のとおり伊豆七島、伊豆半島及び房総半島を原産とする桜。花は白色または微紅色で五弁。葉は桜餅を包むのに用いる。

ケイオウザクラ(啓翁桜)

昭和初期に福岡県久留米市で、シナオウトウとヒガンザクラの交配によりつくられた品種で冬に花を咲かせる桜。しなやかな細い枝にたくさんの花が咲きそろう。

ジュウガツザクラ(十月桜 )

バラ科・サクラ属の小高木。エドヒガンとマメザクラの交雑種であるコヒガンザクラを原種として 江戸末期に作られた園芸品種。八重咲きで淡紅色。開花期は4月上旬、10~12月。10月頃から咲き始め、翌春にも咲く。開花時期が年に2回あり、同じ時期に咲く他の桜と合わせて「冬桜」と呼ばれている。

コブクザクラ(子福桜)

バラ科・サクラ属の落葉小高木でフユザクラとして総称されるサクラの一種。八重咲きの白い花弁で一つの花に1~3個の果実を付けるので「子福桜」と名付けられたとのこと。

マメザクラ(豆桜)

バラ科の落葉小高木。花はやや小さく下向きにつき、白色まれに淡紅色。富士山や箱根付近い多いため富士桜あるいは箱根桜という別名も知られる。