浜離宮恩賜庭園 (中央区浜離宮庭園)<国の特別名勝及び特別史跡>


潮入の池」と二つの「鴨場」をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。「潮入の池」とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式。歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成。明治維新ののちは皇室の離宮となり、名前も「浜離宮」に。1945年(昭和20)11月3日、東京都に下賜され、整備のうえ1946年(昭和21)4月有料公開されるに至る。なお、国の文化財保護法に基づき、1948年(昭和23)12月には国の名勝及び史跡に、1952年(昭和27)11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定された。4月初旬はソメイヨシノ、中旬はヤエザクラが満開になる。 ~公園へ行こう!HPより抜粋転載~ ヤエザクラを愛でに行ってきました!!  -2017.04.20-

「潮入の池」

都内唯一の海水の池。東京湾の水位の上下に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調節している。

「中島の御茶屋」と「潮入の池」

フゲンゾウ(普賢象)

バラ科サクラ属。サトザクラの栽培品種。4月頃、淡紅色の八重の花が咲く。雄しべが普賢菩薩の乗る象の鼻を思わせるため。

カンザン(関山)

別名セキヤマ。 バラ科サクラ属。サトザクラの園芸品種。 花は大型の八重咲きで、ピンク色が濃く、花びらの重なりが多い。

スルガダイニオイ(駿河台匂)

バラ科 サクラ属。大島桜系の形質が強く見られる里桜で花は純白で、芳香がある。江戸時代、駿河台にあった武家屋敷の中に非常に香りの良い桜があり、「駿河台匂」と名付けられたという。

「お伝い橋」付近のカンザン(関山)

ウコンザクラ「鬱金桜」

バラ科サクラ属。サトザクラの園芸品種。花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることからウコンザクラと名付けられた。

八重桜と「東京タワー」