羅漢寺川・六畝川プロムナード散策 -紫陽花-


「林試の森公園」の北側に沿って続く遊歩道「羅漢寺川プロムナード」で紫陽花が見頃に。紫陽花鑑賞の後、"目黒区みどりの散歩道●不動コース"に従って、その先の「羅漢寺川緑道」「清水池公園」へ。いったん戻って「六畝川プロムナード」を巡ってみました。 -2022.06.16-

羅漢寺川プロムナード(目黒区下目黒)


羅漢寺川は目黒川の支流のひとつで、現在一部は緑道「羅漢寺川プロムナード」として整備されている。「林試の森公園」の北側に沿って続く石畳の道で全長900m。紫陽花の名所としても知られている。

「林試の森公園」アカシア門付近から

歩き始め

いろとりどりの紫陽花が咲いています♬


ピンク系


ガクアジサイ(額紫陽花)

ガクアジサイは日本原産のアジサイ。アジサイの花のように見える部分は、ガクが変化した装飾花と呼ばれるもの。小さな花の周りを額縁のように装飾花が囲んでいる。


ウズアジサイ(渦紫陽花)

萼片が内側にまるまって渦を巻くように見える。ウイルスに侵されたものが園芸品種として定着したという。花がオタフク豆に似ていることから、別名「オタフクアジサイ(お多福紫陽花)」とも呼ばれている。また、ポップコーンがはじけたように先が丸まっているので「ポップコーンアジサイ」とも呼ばれている。


こちらもガクアジサイ(額紫陽花)



むらさき系



左が「林試の森公園」右がマンション

小径が続く

二日前に雨☔

紫陽花は水滴が似合います


むらさきの濃淡がいい感じ

「林試の森公園」北門近く

こんなお花も

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

カラー


ヤマボウシ(山法師)

羅漢寺川緑道(目黒区下目黒~目黒本町)


「羅漢寺川プロムナード」から続く300mほどの緑道。狭い小径なので上記の標識がなければ「羅漢寺緑道」とは気が付かないかと…。

入口

狭いです!!


小径に紫陽花

終点


標識のところへ戻って「六畝川プロムナード」に行く前に、「羅漢寺川緑道」の終点から300mほど西側にある「清水池公園」へ。

清水池公園(目黒区目黒本町)


「清水池公園」 目黒区本町2-12-10

清水池公園の全体の約3割を占めている清水池は、以前は湧き水が豊富な池。よって碑文谷池とともに立会川の水源であり、かつては碑文谷村共有の水田灌漑用の貯水池としても大切な役割を果たしていた。昭和7年、公園地としての永久保存を条件にこの地は東京市に寄附され、ここに「清水池公園」が誕生した。目黒区には昭和25年に移管され今日に至っている。現在、清水池にはヘラブナが放流されて区内唯一の釣りのできる池として、区民はもとより区外の人々にも親しまれ、また釣り愛好家グループの活動により順調な運営が図られている。公園西側には弁財天の祠があるが、由来記によればこの地に守護神がいなかったことから、江戸時代初期に弁財天を祀って守護神にしたといわれている。目黒区教育委員会 ~下記案内板より抜粋転載~

「清水池」

「池之上開運辨財天」

「拝殿」

六畝川プロムナード


"羅漢寺川"の支流の一つ"六畝(ろくせ)川"。全流域が暗渠で、一部が「六畝川プロムナード」として整備されている。

ポケットオアシス清水(目黒区目黒本町)


"まち"の人々の手で育て、"まち"の人々がいこい、語らい、震災時には水が利用できる……。こんな広場を枯らしてはならぬ小さなオアシス「ポケットオアシス」と呼ぶこととしました。「ポケットオアシス」第1号となったこの広場の整備計画はご近所の方々、関係者の皆様とともに練りあげました。そして昔からの地名を織りこみ「ポケットオアシス清水」と名付けます。なお、この広場は、東京都の防災生活構想に基づく、モデル事業の一環として整備したものです。東京都目黒区 ~下記表示の文より抜粋転載~

遊歩道はタイル張りになっている

ここを抜けると「清水稲荷神社」

清水稲荷神社(目黒区目黒本町)


この稲荷は明治30年(1897)頃から、東急バス駐車場のあたりにあったと言われ、その付近に真夏の旱天でも清水が湧き出していた。この湧き水が稲荷の社名の源となったと思われる。大正12年(1923)の大震災以後、このあたりにも多くの移住希望者があり、地主さんたちはその要請に応えて、計画的な土地分譲をした。土地分譲事業は、この稲荷様を基にし、土地の発展を祈念。そのため、京都伏見稲荷より御霊代を拝受し、社殿や鳥居も奉納された。その後、昭和27年(1952)に篠福太郎氏が39.7㎡(12坪余)の土地を寄進されたので現在地へ移築された。また、この年、太田喜八郎氏が鷹番小学校へ寄進したご真影奉安殿を、大へん苦労して移築し拝殿とした。この稲荷は、家内安全、商売繁盛、芸能上達などのご利益があるとともに、縁結びの神としても有名で、初午には甘酒が振るまわれ、盛んな祭りが行なわれます。目黒区教育委員会 ~下記案内板より抜粋転載~

「鳥居」と「社殿」

「六畝川プロムナード」の終点(起点)

林試の森公園(目黒区下目黒・品川区小山台)


明治33年(1900年)6月に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで営々として使用されてきた。そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園。東西に700m、南北に250mと細長く、外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れる。~林試の森公園HPより抜粋転載~

新緑と紫陽花

雨露に濡れる紫陽花