光が丘公園 (練馬区光が丘)


昭和15年、大緑地計画の一環として整備される予定だったが、太平洋戦争により中断。代わりに、特攻隊の出撃基地として有名な「成増飛行場」が建設された。戦後はグラントハイツとして米軍の管理下に置かれた後、昭和48年に返還。総面積の約1/3が公園として確保され、昭和56年に開園した。面積は約60万平方メートル。いちょう並木は、有楽町の旧都庁舎前に街路樹として植えられていたが、京葉線工事の支障となったため、この公園の「ふれあいの径」に移植された。いずれも樹齢100年を超す巨木で40本あり、秋には紅葉、夏には涼しい木陰を提供しています。~「公園へ行こう!」HPより抜粋転載~

光が丘駅から公園に続く「ふれいあいの径」

光が丘公園案内図

「光のアーチ」

「光が丘公園を表現できるシンボル的な構造」として一般公募、応募作品20点以上の中から選ばれ、昭和62年3月に完成。高さ11m以上あり、材質はステンレス鋼が主体となっており、昼間は太陽の光に照らされて輝き、夜は各柱からハロゲンランプのスポット照明により夜空に浮かび上がる。

黄金色の「いちょう並木」

入口から

反対側から

もみじ

光が丘美術館 (東京都練馬区田柄)


光が丘駅から徒歩3分、静かなたたずまいの一角に位置するなまこ壁の蔵仕様の「光が丘美術館」。日本画を中心に陶芸・版画作品を展示。森田りえ子、中野嘉之をはじめ、新進気鋭の作家の作品や、人間国宝・田村耕一の陶芸、井上員男の全長76mに及ぶ版画の大作「版画平家物語」など作品を楽しめる。また、オーストリア1000年祭を記念して、名門ウィーン・ベーゼンドルファー社が12台限定で製作した「1000年祭グランドピアノ」も展示されており、ピアノを使用したコンサートが月に1度開催される。埼玉県小川町の養蚕農家をそのまま移築、伝統の建築様式で建てられた古民家風手打ちそば屋「桔梗屋」と陶芸教室も併設されている。

手打ちそば屋「桔梗屋」