アルザス・オルレアンの旅9日間


オルレアン在住の友人夫妻を訪ねてフランスへ。パリからアルザス地方へドライブに連れてっていただきました!! 「メッス」「ストラスブール」「オベルネ」「カイゼルスベルク」「リボヴィレ」「リクヴィール」「コルマール」と小さな町・村を訪ね、散策。帰りにご夫妻が大好きなワインを購入しに「ブルゴーニュ」へ立ち寄り、ご夫妻居住の街、ジャンヌ・ダルク(Jeanne d'Arc)で有名な「オルレアン」へ。 -2006.06.30~07.08-

パリ → 🚘 → メッス(Metz) → 🚘 → ストラスブール(Strasbourg) 

                     → 🚘 → 宿泊ホテル:リボヴィレ(Ribeauville)-2006.07.01-

アルザス地方


フランスの北東部、スイスとドイツの国境沿いに位置する「アルザス地方」はヨーロッパの真ん中に位置している。長さ190km、幅50kmと「アルザス地方」はフランスで最も小さな地方だが、フランスで最も美しい村や町に指定されている個性的な町が数多くある。木の骨組みがあらわになったコロンバージュの家、狭い路地、ゼラニウムが咲きこぼれるベランダや可愛い看板を見ながらの散策、また、アルザスの宝であるワインとブドウ畑が続く「アルザス・ワイン街道(Rooute des Vines d'Alsace)」。

絵葉書

メッス (Metz)


北東フランス、ロレーヌ地方の首府、モーゼル川沿いに発展した3000年もの古い歴史をもつ町。

テンプル・ヌフ

(Le Temple Neuf)

モーゼル川の中州に建つ。メッスがドイツの統治下にあった1905年に建てられた寺院。川に浮かぶように見えることから人気のフォトスポットとなっている。

ストラスブール (Strasbourg)〈世界文化遺産〉


ドイツとの国境に近い、イル川河畔の街。フランスとドイツ、2つの大国の間で翻弄され歴史と文化が色濃く残る街旧市街には、16~17世紀の街並みを残すプティット・フランスと呼ばれる一画があり、柱や梁を外壁に露出させたハーフティンバー様式のドイツ風木造家屋が建ち並ぶ。イル川の中洲にある旧市街が「ストラスブールのグランド・イル(Grande-île)」として、1988年に世界文化遺産に登録された。

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プティットフランス(La Petite France)〈世界文化遺産〉


イル川の本流が4つに分かれる地帯に広がる美しい家々は、アルザス地方特有の美しい木組み建築。白壁に黒い木組みで作られている。クヴェール橋付近の眺めが特に美しく、旧市街の見どころの一つとなっている。

プティットフランスⅠ

(Petite France)

クヴェール橋付近の眺め

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🚤遊覧船🚤も運行

白壁に黒い木組みの家々が並ぶ

陶器のお店

ランプも可愛い♬

水辺のコロンバージュ建築

ストラスブール大聖堂 (Cathedrale Notre Dome de Strasbourg)


大聖堂は、近くのヴォージュ山脈から切り出された赤茶色の砂岩でできており、ゴシック建築の傑作に数えられる。 1176年から250年ほどかけて建造され、尖塔は高さ142m。 植物の穂がモチーフとして描かれ青、黄色、緑の配色のバラ窓、ステンドグラス、"石のレース編み"と讃えられる透かし細工が調和したファサード(建物正面)の彫刻が必見。

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高さ142mの尖塔は一本だけで、塔が一本だけしかなく左右非対称。また、フランス北東部から採れる砂岩を建材としていることで、独特な赤みを帯びているのも印象的。

"石のレース編み"と讃えられる

透かし細工

ファサードの彫刻が素晴らしい!!

写真に収まりきらないほどの大迫力!!

「主祭壇」と「後陣」

「主祭壇」には大きな十字架が立てられ、大聖堂の「後陣」、北東端の祭壇の後ろにある半球形の丸天井は、19 世紀のネオロマネスク様式の装飾で覆われたロマネスク様式とゴシック様式の建築を特徴としている。半ドームと壁画は、エドゥアール・スタインルが 1877 年から 1879 年にかけて制作。 ビザンチンモザイクのスタイルで壁の人物は教会の父と修道会の創設者を表しており、ビザンチン様式で描かれている。 後陣の軸にあるステンドグラスの窓には"アルスカンの聖母"が描かれている。


12~15世紀のステンドグラス

プティットフランスⅡ

(Petite France)

旧市街

カテドラル広場

小路も絵になる


😊かわいい看板😊