ペルー周遊の旅


「マチュピチュ遺跡じっくり観光ペルー周遊11日間」(クラブツーリズム)に参加。「マチュピチュ遺跡」「ナスカの地上絵」など出会ったことがない景色に感動!ペルーまでは遠く、「マチュピチュ遺跡」から「チチカカ湖」まで高山病らしき症状でちょっと体調を崩してしまいましたが、忘れられない旅となりました。 -2009.04.30~05.10-

上記写真:クラブツーリズム

イカ(Ica)→ 🚌 → パラカス(Paracas) -2009.05.08-

ナスカの地上絵周辺

上記地図:アルファインテルHPより転載

パラカス(Paracas)


首都リマから南に下ること約3時間、パラカス半島の付け根に位置する。ペルー南部の街「パラカス」は、リマから行ける手軽なビーチリゾートとして人気。突き出た半島の根元に広がる街は小さいながらもシーフードレストランが軒を連ね、ビーチ沿いにはリゾートホテルが並ぶ。「パラカス」を有名にしているのが、沖合に浮かぶ『リトル・ガラパゴス』と呼ばれる「バジェスタス島」へのボートツアー。ペルー沖は、寒流と暖流がぶつかることによってプランクトンなどの魚の餌となる栄養分が豊富。魚が多く集まり、それを食べる海鳥や海獣の一大生息地となっている。

港町パラカスの

「エル・チャコ港」

パラカスの地上絵 エル・カンデラブロ (Candelabro de Paracas)


ボートがパラカス半島の北端に位置する砂丘に近づく。そこに「エル・カンデラブロ(カンデラブロ=枝付きの燭台)」が…。縦190m、幅70mで、深さ1mの溝により燭台が描かれている。ナスカ文化以前、紀元前700年から紀元400年頃に栄えたパラカス文化時代、およそ2500年前にのものとされる。ナスカの地上絵との関連性を主張する説や海賊が目印に作ったという説、宇宙人創造説までさまざまだが、未だその謎は解明されていない。こんな海辺なのに雨風で消されないのが不思議です。

「バジェスタス島」が近づいてきた

島が雪に覆われて白く見えるのは「グアノ」と呼ばれる海鳥の死骸、エサや卵の殻、排泄物などが長い年月の末に化石化したもの。「グアノ」は、高級肥料として希少価値が高く、「バジェスタス島」で乱獲されてきた歴史を持つ。が、この乱獲が島の環境破壊につながっていることが判明したため、生物の保護と環境保護の観点から一般人の上陸は禁止されるようになった。

バジェスタス島 (Islas Ballestas)


ペルー南西岸沖の小島群。イカ県の県都イカの北西約60km、パラカス半島の沖合に位置する。オタリア、フンボルトペンギン、ペルーペリカン、ペルーカツオドリの繁殖地でペルーの“リトル・ガラパゴス”と呼ばれている。

ペルーカツオドリ

(Piquero peruano)

ペルーペリカン

(Pelícano peruano)

フンボルトペンギン

(Pingüino de Humboldt)

「オタリア(Otaria Flavescens)」の

コロニー(集団繁殖地)

2種類のアシカ科

オタリアと

ミナミアメリカオットセイ

(Arctocephalus australis)

パラカス(Paracas)→ 🚌 → リマ(Lima) -2009.05.08-