クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ10日間


クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ10日間( trapics )の旅。  -2015.07.16~2015.07.25-

ドゥブロブニク(Dubrovnik) → 🚌 → モスタル(Mostar)… 気温はなんと43℃!! 暑い💦😢💦  -2015.07.22-

ボスニア・ヘルツェゴビナ (Bosnia - Herzegovina)


ボスニア・ヘルツェゴビナ

首 都 : サラエボ 

公用語 : ボスニア語、セルビア語、クロアチア語

上記地図:クロアチアツアーズHPより転載

モスタル(Mostar)の旧市街  <世界文化遺産>


イスラム文化とヨーロッパ文化が融合した独特のオリエンタリズム漂う美しい旧市街。ネトレヴァ川にはモスタルのシンボルである石橋「スターリ・モスト橋」が架かる。モスタル旧市街の古い橋の地区は、2005年に世界文化遺産に登録された。

絵葉書

スターリ・モスト(Stari most)<世界遺産>


「スターリ・モスト」(=古い橋の意)はオスマン帝国時代の1566年(ないしは1567年)に木造の橋から石造りのものに掛け替えられた橋で、全長30m、水面からの高さは最大24mのアーチ橋。かつてこの地にはクロアチア系住民、イスラム系住民、セルビア系住民が共存していたが、1991年に勃発した旧ユーゴスラビア内戦によって互いの民族は対立、スターリ・モストも破壊された。その内戦は1995年に終結、その後復興が進められ2004年に復興工事が完了した。現在、スターリ・モストは東側のイスラム系地区と西側のクロアチア系地区をつなぐ物理的、心理的架け橋となって平和の象徴として存在している。橋とその周辺は、2005年にユネスコの世界遺産に登録された。

橋の両端(東西)にある塔は17世紀に建てられたもので、この2つの塔は「モスタリ Mostari=橋の守護者」と呼ばれ、これがモスタルの町の語源にもなっている。

飛び込みのパフォーマンス

町の若者たちには橋から川に飛び込むのが伝統になっている。川は非常に冷たく、かなり危険なので、最も上手で訓練を積んでいる潜り手だけが挑むことができるとのこと。

水面高約20m、幅約4m、長さ約30mの

アーチ型の石橋

「93年を忘れるな」と刻まれた石

橋の入り口の監視塔の下にある。93年とは、ボスニア内戦時の1993年。それまで平和であったこの町で大きな戦闘があり、橋は砲撃を受け崩壊し多くの死者が出た。その経験を忘れないためにあるという。

コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ (Koski Mehmed pašina džamija)


「コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ」の塔に登りました。寺院の内部から、ミナレット(尖塔)のせまいらせん階段を登っていくと、「スターリ・モスト」含めた街並みを一望することができる。エメラルドグリーンの水と赤い屋根のコントラストが鮮やかで、素敵な景色を堪能、いい写真が撮れました!!

寺院前庭の「シャドルヴァン」

六本の柱で囲まれた

祈りの前に手足を清める泉

「スターリ・モスト」絶景です!!


旧市街

聖ペーター教会 (St. Peter Kirche)


紛争が終結したのちにできた新しいカトリック教会。高い鐘楼とシンプルな外観が特徴的。


歴史の傷跡はこんなところにも。スターリ・モスト(石橋)に行く道路沿いに廃墟になった建物。壁には弾痕の跡が…。

ボスニア・ヘルツェゴビナ:モスタル(Mostar) → 🚌 → クロアチア:プリトヴィツェ湖群国立公園(Nacionalni park Plitvička jezera)へ6時間のロングドライブ。