三室戸寺 (京都府宇治市莵道滋賀谷)


本山修験宗の別格本山。 約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建された。宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されており、現在の「本堂」は、約180年前(文化2年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背景には室町時代の十八神社社殿、東には「鐘楼」・「三重塔」がある。5千坪の大庭園に四季おりおりの花が見られるので、『花の寺』とも言われており、季節ごとに『ツツジ寺』、『あじさい寺』、『蓮の寺』、『三室戸の紅葉』と称される。雨☂が降っていました。ただハスの花に雨のしずく💧、いいなぁ~😊。 -2016.07.09-

境内案内図

三室戸寺HPより転載

「山門」

「本堂」

(江戸時代・府文化財)

「阿弥陀堂」(江戸時代・府文化財)と

「鐘楼」(江戸時代・府文化財)

「鐘楼」

(江戸時代・府文化財)

「三重塔」

(江戸時代・府文化財)

「不動水」

「宝勝牛」

三室戸寺の本堂前に石で造られた大きな牛の像が狛犬のように鎮座。大きく開いた口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれ、「宝勝牛」と名付けられている。牛の腹には小さな覗き窓があり、そこから胎内におさめられた牛の木像が見える。~三室戸寺HPより抜粋転載~

「三室戸寺」に観音詣でをしていた富右衛門というお百姓が飼っていた弱々しい牛が、観音様のご利益で立派な牛になり、 地域一番の権兵衛の牛に戦い勝ち、その時に得た報奨金をもとに、牛の仲買人として成功したという故事による。 

「狛兎」

狛兎は、御影石製で、高さ150cm、幅90cmの巨大なもの。兎は、幅60cmの大きな玉を抱いているが、玉の中に卵型の石があり、それが立てば願いが通じると云われている。また、兎の抱いた球の中にある、卵が立てば昇運がつくといわれている。~三室戸寺HPより抜粋転載~

「狛蛇」

「三室戸寺」にとっては、狛牛・狛兎に続く「狛蛇」ともいえる像で巳年には人気が出ました。 財運・金運の蛇神で、頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっている。宇賀神を撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれている。~三室戸寺HPより抜粋転載~

本堂前の「蓮園」

50鉢の色とりどりの蓮が咲く。 珍種の蓮“大洒錦”、有名な大賀ハス、古代バス、青円寺ハス、陽山紅、ミセススローカムなど100種が6月下旬より8月上旬にかけて咲き、さながらその光景は極楽浄土のようで「三室戸寺」は『蓮の寺』とも言われる。

「三室戸寺庭園」と「あじさい園」

「三室戸寺庭園」:昭和の「小堀遠州」と称えられた中根金作によって、平成元年(1898)に作庭された池泉回遊式庭園。

「あじさい園」 :2万株のあじさいが杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようで素晴らしい景観。 西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等50種が咲き乱れ「あじさい寺」とも称されており、あじさいの名所としても有名。 

残念ながら、時間がなかったので「あじさい園」を観賞しただけです😢。

紫陽花

「あじさい園」から「山門」を臨む