大雄山最乗寺 (神奈川県南足柄市)


「大雄山最乗寺」(道了尊)の 草創応永元年(1394年)。福井県の「永平寺」、鶴見の「総持寺」に次ぐ格式のある曹洞宗の寺。御本尊は 釈迦 牟尼仏 ( しゃかむにぶつ ) 、 脇侍仏 ( わきじぶつ ) として文殊、普賢の両菩薩を奉安し 、日夜 国土安穏 ( こくどあんのん ) 万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門の道場 。創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、「道了尊」とも呼ばれている。この道了にちなんで、境内には多くの下駄が奉納されており、また、「仁王門」からの参道約3kmには樹齢500年以上の杉並木(県天然記念物)がうっそうと茂っている。 -2017.05.02-

大雄山最乗寺 全景

最乗寺HPより転載

「三門」

平成22年にお寺を建てた、了庵慧明禅師が亡くなってから600年を記念するために建てられて、平成15年10月27日に完成した門。門の形は2階建てで一階に屋根がある門で名前は「二重門」という。高さは22mの高い門で二階には、22体の仏像が祀られている。~最乗寺HPより転載~

シャガ(著莪)の花が

木もれ日さすところどころに咲いています♬

「碧落門」

「瑠璃門」

「光明亭」と「書院」(奥)

「僧堂」(正面)と「光明亭」

「本堂」

昭和29年再建。間口15間、奥行き12間。昭和を代表する仏教建築家、伊藤忠太氏の設計。御本尊は釈迦牟尼仏、脇侍に文殊・普賢両菩薩を祀り、日夜国土安穏が祈念され、朝晩の勤行や当山山主が修行僧に対しての説法の場。~最乗寺HPより抜粋転載~

上記写真:最乗寺HPより転載

「開山堂」

昭和36年再建。開祖了庵慧明禅師尊像等、歴代住持霊牌を祀る。「本堂」と共に昭和の総檜造りの名建築。~最乗寺HPより転載~

「多宝塔」

<市重要文化財>

文久3年(1863)建立。多宝如来を奉安、方形層上円形木造二重の塔。南足柄市の重要文化財に指定されている。~最乗寺HPより転載~

「清瀧不動堂」

本尊清瀧不動尊、両脇に天祐不動明王・愛染明王を祀る。関東三十六不動の第二番の札所。「圓通橋」から「不動堂」を望むと明神ヶ岳山麓から湧水を引いた「洗心之滝」を仰ぐことが出来る。~最乗寺HPより転載~

「結界門」

結界門より道了大薩埵の浄域とされる

左側 : 小天狗(烏天狗)

邪悪なものを一網打尽にする力を持つ。

 

右側 : 大天狗(鼻高天狗)

左手に巻物を持ち、右手には天狗のうちわ。

知恵と神通力を持つ。


「結界門」をくぐりこの77段の石段を登ると、

「御真殿」(妙覚宝殿)につく。

「御真殿」(妙覚宝殿)

当山守護妙覚道了大薩埵をご本尊に大天狗・小天狗が両脇侍として祀られている。朝晩の祈祷から日中の特別祈祷が、修行される道場。~最乗寺HPより転載~

上記写真:最乗寺HPより転載

「高下駄」

御真殿脇に奉納された大小の高下駄。天狗さんの履き物は、高下駄だが、下駄は左右一対そろって役割をなすところから、夫婦和合の信仰がうまれ、奉納者が後を絶たない。~最乗寺HPより転載~

「奥の院」

鬱蒼とした老杉に囲れた350段余りの階段を登ると、御本地十一面観世音菩薩(当山守護道了大薩埵の御本地)が奉安されている「奥の院」につく。大雄山のもっとも高い所に位置する。~最乗寺HPより抜粋転載~ 階段、すごいです💦。

小天狗

別名を烏天狗といわれている。インドの神話の巨鳥が烏天狗として表された。烏のような嘴をもった顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することができる。

後ろ姿も力強い!!

大天狗

より強力な陣痛力を持つとされる山伏姿の鼻高天狗像。

 

 

後ろ姿も力強い!!


「奥の院」

「道了尊」の化身とされる

十一面観音が祀られている

「初代の和合下駄」

「碧落門」入り口の階段下にある

御朱印