尾道


広島から瀬戸内海に面した街、古寺がたくさんある歴史情緒あふれる街、坂の街、文学の街、映画の街など様々な表情を持っている「尾道」へ。お寺巡りを中心に街を散策、ランチは「尾道ラーメン」。2万歩ほど歩きました💦 が、お天気も良く、ゆったりとした時間を楽しみました♬ -2019.12.04-

天寧寺塔婆 (広島県尾道市東土堂町)<国重要文化財>


「天寧寺」は、貞治6年(1367年)将軍足利義詮によって創建され、塔婆(三重塔)は嘉慶2年(1388)に建立されています。3代将軍足利義光も宮島参詣の帰路に、宿泊するなど、足利氏ゆかりの寺として繁栄しました。塔婆は唐楼建築の現存最古のものであり、建立当初は五重塔でした。しかし、江戸時代に破損等により三重塔に改修されています。塔婆や坂道を含めた町並みの景観は、尾道を代表するものであり、様々な要素が集まる箱庭的都市を象徴するものであると言えます。~下記案内板より転載~

「天寧寺三重塔」のバックに見える

海と空は格別。 

尾道を代表する絶景スポット♬

遠くに向島へ渡る「新尾道大橋」が。

平山郁夫画伯

しまなみ海道五十三次スケッチポイント

持光寺 (広島県尾道市西土堂町)


承和年間(834~848年)、慈覚大師により天台宗の寺として草創。 永徳2年(1382年)浄土弘伝の沙門善空頓了上人により浄土宗の寺に中興改宗され、以来京都東山・禅林寺(永観堂)の末寺となる。元禄15年(1702年)直空諦岩上人により、大仏師・法橋安清の作、1m5cmの座像・五劫思惟阿弥陀如来をご本尊としてお迎えした。尾道七佛めぐりHPより抜粋転載~

「本堂」

持光寺 絹本著色普賢延命像

絹本著色普賢延命像は、尾道市に4件ある国宝のうち、唯一の絵画です。この絵画は、縦149cm、横86.5cmの大きさで「延命像仁平三年四月廿一日供養」という墨書があり、二十臂(ぴ)の延命像最古の例として知られています。その画風には平安末期の様式が偲ばれ、時代様式の変遷を探る基準として学術的にも高い評価を受けています。持光寺は、もともと天台宗の寺院で、後に浄土宗に改宗しましたが、中世の尾道が港町として繁栄し、この絵画は修験道とも関係のある真言宗と天台宗が盛んであったと名残を今にとどめています。~下記案内板より転載~

絹本著色普賢延命像 <国宝>

上記写真:日本遺産尾道市HPより転載

「延命門」

持光寺裏山の日輪山より切り出された36枚の花崗岩で出来た大石門。門をくぐると、巨石より発するパワーにより寿命増長されるといわれている。

「臥龍の松」<尾道市天然記念物>

この根子は尾道市天然記念物で「臥龍の松」と称し、龍が地面に臥す如く西に枝を二十五メートル伸ばして居りました。西方極楽浄土を示すこと六百年の幾星霜、樹齢を重ねてた老木も平成十年の春、白い花をつけることを最後に枯れてしまいました。命あるもの例外なく姿を変え、常に栄えるものはありません。この臥龍の松も無上の理を私たちに教えております。ここに、今しばらくその姿を留めます。~下記案内板より転載~

「平田玉蘊没後150年記念碑」

江戸時代後期の尾道生まれの女流画家平田玉蘊(ぎょくおん)(持光寺に墓がある)の「平田玉蘊没後150年記念碑」。

壁面の画:「美人舟遊図」

光明寺 (広島県尾道市東土堂町)


光明寺(浄土宗)

この寺は平安の初期ー承和の頃(834-847)慈覚大師円仁の草創で天台宗であった。延元元年(1336)足利尊氏西下の際、従軍僧として尊信篤かった道宗が、この寺に杖をとどめて本堂を再建し浄土宗に改めた。本尊は阿弥陀如来。寺には「延元元年3月2日道宗」の道宗再建の棟札をはじめ各再建の棟札を保存している。収蔵庫の千手観音菩薩は平安後期の作、向島余崎城主島居次郎資長の寄進したもので浪分観音の異名がある。法然上人智恩の御影は鎌倉時代の作で日本三御影の1つといわれている。金銅観音菩薩像は奈良前期の作で、尾道在所の仏像中最古のもの。一段下の光明寺会館(元南之坊)の南庭には名木蟠竜之松(琴柱の松)がある。~下記案内板より転載~

「本堂」

総欅造りの「本堂」は、延享4年(1747)再建され、江戸時代に建替えられた。

第12代横綱・陣幕久五郎の「略伝」

第12代横綱・陣幕久五郎の「手形」

「蟠龍の松」<尾道市天然記念物>

樹齢が約400年の黒松。根回り4.2m、高さ5mもあり、東西に約20m枝を延ばしている立派な松。

宝土寺 (広島県尾道市東土堂町)


宝土寺(浄土宗)

開基は融海意観が貞和(1345-1349)の頃に開いたと伝えている。本尊は阿弥陀如来。長享3年(1489)の古い記録には、「大日本国備後州御調郡栗原保尾道之浦御所崎宝土寺之を」と記している。寺の西側の鳥居のある一劃は吉備津彦神社、俗にいう一宮さんで、毎年11月3日文化の日に、尾道全市の子供たちを湧き立たせる奇祭ベッチャー祭の祭神で、あのベタ、ソバ、ショーキーはこの神社から繰り出すのである。~下記案内板より転載~

「鐘楼」と「観音堂」

「鐘楼」

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