戸隠神社


戸隠神社は、霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社。その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々が祀られている。各神社説明文は戸隠神社HPより抜粋。 -2017.09.20-

五社めぐりMAP

戸隠神社HPより転載

戸隠神社 宝光社


祭神:天表春命(あめのうわはるのみこと)

御鎮座年代古く第七十代後冷泉天皇の康平元年(1058)に奥社より遷祀奉斎されました。御祭神は中社の御祭神 天八意思兼命の御子神様で技芸、裁縫、縁結、安産、厄除、家内安全などの御神徳があり、婦女子や子供の守り神としての御霊験もあらたかにして、広く萬民に高大なるお恵みを給う大神様です。~下記案内板より転載~

杉の古木の中、270余段の石段を登ると神仏習合時代の面影を残す荘厳な「社殿」があり、その荘厳さは多くの信者の尊信を集めている。

「鳥居」

「社殿」まで270余段の石段

「社殿」

社殿は、戸隠神社五社で最も古く、文久元年(1861年)に創建されたものです。神仏習合時代の面影を残す寺院建築の様式を取り入れた権現造りで、拝殿周りは宮彫師北村喜代松の彫刻による見事な龍・鳳凰・麒麟・唐獅子牡丹・象の木鼻・十二支などで飾られています。間口は五間、奥行き七間、屋根は入母屋造、妻入、銅板葺です。この奥行きの深い構造は、社殿建設では極めて例が少なく貴重な遺構となっています。~案内板より転載~

やはり急な階段です💦

御朱印

戸隠神社 火之御子社(ひのみこしゃ)


祭神:天鈿女命(あめのうずめのみこと)

承徳二年(1098年)頃の創建で、岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で他に三柱の神様を祀っている。戸隠山の神様が神仏習合されていた当時も、このお社だけは神社として終始していた。舞楽芸能の神、縁結の神、火防の神として尊崇されている。境内には樹齢500年を超える『夫婦の杉(二本杉)』と有名な西行桜がある

「社殿」

「夫婦の杉」(二本杉)

樹齢500年を超える

御朱印

戸隠神社 中社


 

御祭神:天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

御由緒並びに御神徳

御鎮座年代古く人皇第七十三代堀川天皇の寛治元年(1087)に奥社より遷祀し奉斎す。神話に名高い天照大御神が御弟神須佐之男命(すさのおのみこと)の度重なる非行をお怒りになり、天岩屋戸にお隠れになった時、神楽を創案し、万民をして安んぜしめたと言う知恵の深い神で卒業成就・試験合格・商売繁盛・営業隆盛・家内安全・開運守護の外、諸々の災難を祓う厄難消除の神として国民の弥栄の上に高大なる御神徳を恵み給う大神様です。~下記案内板より転載~

「鳥居」

「社殿」

「戸隠の三本杉」

三樹各七二米間隔正三角状にある。鳥居左にあるもの目通り十六米高さ目測三八米、右にあるもの目通り九・四米高さ目測四二米、石段上にあるもの目通り七・三米高さ目測三七米、この三本杉は八百比丘の伝説があり、古来より御神木としてあがめている。

 

「ご神木」

樹齢700年を超える

「三本杉」の一つ

樹齢800年を超える

「さざれ滝」

奥社参道


参道は約半里(2km)、中程には萱葺きの赤い「随神門」があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える「奥社参道杉並木」が続いている。


参道入口には「下馬石」が置かれている。「何人もこれより先は馬を降りて徒歩で参拝してください」という意味。

「一龕龍王祀」

近くの黒姫山登山道に種池という池があり、この水を汲んで雨ごいをすると必ず雨が降るという言い伝えがあるのですが、この池の主「一龕龍王(いっかんりゅうおう)」を祀った祠。

「随神門」手前の「狛犬」

左右ともに角のない獅子

「随神門」

現存する戸隠神社の建築物で最も古い(宝永七年(1710年)に建造)といわれている。三間一戸の入母屋造りの八脚門でお寺の仁王門と同じように、左右には邪悪なものの侵入を防ぐための随神像が置かれている。

「奥社参道杉並木」

「随神門」から約500m続く樹齢400年を数えるクマスギの並木。この杉並木は、江戸時代初期に戸隠神社の威厳を高めるために植樹されたものといわれているが、木の勢いは現在も衰えることなく参道の神性を保っている。 立冬と立春には太陽が参道に沿って真っ直ぐに昇っていく。この参道杉並木を含む戸隠神社奥社社叢は長野県の史跡・天然記念物に指定されている。

「小百合(さゆり)杉」

2010年にJR東日本が製作した「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合さんが入った大きなうろのある杉。CMが放映された後、吉永小百合さんにちなんで、「小百合(さゆり)杉」と呼ばれるようになったそうです。

戸隠神社 奥社


祭神:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

御由緒

御鎮座年代古く人皇第八代孝元天皇の五年(皇紀207)と云われ、神話に名高い天照皇大神が御弟神須佐之男命の度重なる非行に天岩屋戸にお隠れになった時、天岩戸をお開きになった、神力無双の神で開運守護・五穀豊熟・家内安全・諸災消除の神として、国民の弥栄の上に高大なる御神徳を恵み給う大神です。~下記案内板より転載~

「社殿」

 「社殿」は、幾度となく雪崩で崩壊。現在の「社殿」は、昭和54年(1979年)に建て替えられており、雪崩に負けないようにコンクリート造りとなっているとのこと。

御朱印

戸隠神社 九頭龍社


祭神:九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)

鎮座の年月は不明だが、天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神として尊信されている。

「社殿」

御朱印

「奥社」→「随神門」→「戸隠森林植物園」→「鏡池」


 「奥社」からの戻りに「戸隠森林植物園」のわき道を通って「鏡池」へ。 道を進んで行くと「クマ注意」の看板があちらこちらに。昼間でも怖く💦早歩きで景色もそこそこに…急いで「鏡池」へ。

鏡池


標高1200mにあり、四季それぞれの戸隠連峰を鏡のように映し出す静かな池。四季折々の戸隠連峰のシルエットを美しく映す。

戸隠連峰と「鏡池」

「そばの実」

鏡池入口に佇む蕎麦処で休憩!!

そばだんごとお茶をいただきました♬