鎌倉散策 ~梅~


雨あがりの鎌倉。曇り空の中、「鶴岡八幡宮」を起点に“梅の花”をテーマに梅の花の名所「荏柄天神社」と「瑞泉寺」を散策してきました。曇り空のお天気と新型コロナウィルスの影響か?観光客は少なく…。マスクをかけ厳重装備で!雨のしずくが残る梅の花は、風情がありとてもきれいでした♬ 瑞泉寺以外は、鎌倉散策~梅~を!! -2020.02.26-

瑞泉寺 (神奈川県鎌倉市二階堂)


鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺として、鎌倉五山に次ぐ関東十刹に列せられた格式のある寺院。山号の錦屏山(きんぺいざん)は、寺を囲む山々の紅葉が錦の屏風のように美しいことから名付けられた。瑞泉寺は、鎌倉二階堂紅葉ヶ谷の奥に夢窓国師によって鎌倉時代末期の嘉暦二年(1327年)に創建。開山の夢窓国師は、後醍醐天皇や足利尊氏も深く帰依し、鎌倉〜南北朝期に臨済宗で重きをなした僧。作庭にも才を発揮し、昭和45年に発掘、復元された仏殿背後の庭園は、夢窓国師の作として、国の名勝に指定されている。また、境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来る。~瑞泉寺HPより抜粋転載~

「男坂」

「女坂」

「山門」

「本堂」

本尊を安置する本堂は昭和58年(1983)に再建。棟反りの二層の銅葺き屋根、頭部の頂点には宝珠の飾り。堂内には南北朝時代に作られ、重要文化財にも指定されている夢窓疎石坐像と、徳川光圀が寄贈した木造の千手観音菩薩坐像が安置されている。

「錦屏晩鐘」

「名勝瑞泉寺庭園」

紅葉ヶ谷を囲む三方の山が天然の垣根をなし、わずかに開けた西の空に富士山を仰ぐこの地を選び、天台山、錦屏山を背景として、夢窓国師は庭園を作られました。~瑞泉寺HPより転載~

岩盤を彫刻的手法によって庭園となした、「岩庭」とも呼ぶべきこの庭園は、書院庭園のさきがけをなすものであり、鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園。 ~チケットの解説から抜粋転載~ ※庭園内は一般公開はされていない。

「天女洞」

境内の北の一隅の岩壁の正面に大きな洞「天女洞」を彫って水月観の道場となし、東側には坐禅のための窟「坐禅窟」・「葆光窟」がある。

“どこもく地蔵”の「地蔵堂」

貧しさから逃げようとした堂守に「どこも苦」

苦しいのはどこも同じと諭した“どこもく地蔵”

「本堂」前の“黄梅(オウバイ)”

<鎌倉市指定天然記念物>

黄梅:江戸時代から知られた梅の品種で花弁は退化してやや黄色。この木により牧野博士はオウバイと命名された。

馬酔木(あせび)

鈴のような白い花を、枝いっぱいに咲かせる。アセビは有毒で、馬が食べると酔って足がなえることから「あせび」となり、漢字の「馬酔木」も その由来による。

ミツマタ

スイセン


「瑞泉寺」へ行く途中で桜