横川から碓氷第三橋梁(めがね橋)へ「アプトの道」を歩く


「アプトの道」とは、信越本線アプト式鉄道時代の廃線敷を利用して、横川駅~熊ノ平駅の間の約6kmを遊歩道。「アプトの道」は、国の重要文化財の「旧丸山変電所」をはじめ6つの橋梁と10の隧道があり、「めがね橋」を代表する鉄道煉瓦構造物群などの碓氷峠鉄道遺産にふれることができる。起点となるJR信越本線横川駅から「旧丸山変電所」までは2km、徒歩30分。「旧丸山変電所」から「峠の湯」までは1km、徒歩20分。さらに旧碓氷線「碓氷第三橋梁」(めがね橋)までは2.1km、徒歩45分の行程。陽射しの強い中、逃げる日影もなくとても暑かったですが、なんとか全行程歩きました💦 -2012.08.29-

出典:安中市HPより転載

碓氷峠鉄道文化むら


体験型鉄道テーマパーク。 JR東日本の信越本線横川 - 軽井沢間の廃止とともに役目を終えた、横川駅に隣接した横川運転区跡地に建設。

旧丸山変電所 <国重要文化財>


「丸山変電所」は、碓氷線が幹線鉄道ではじめて電化されたことに伴い、明治45年に建設された。煉瓦造り建築の最盛期のもので、純煉瓦造り。平成6年12月27日碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財の指定を受け、老朽化に伴い、平成12年度より改修工事を進め平成14年7月に終了した。

峠の湯


碓氷峠のふもとに立地の碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」。日帰りの温泉施設として、旧松井田町の貴重な文化財の保存普及事業や交流事業を行う「一般財団法人碓氷峠交流記念財団」の手によって2001年にオープン。

碓氷第一トンネル


「峠の湯」から「碓氷第三橋梁」(めがね橋)へ行く途中にある「碓氷第一トンネル」。「碓氷第三橋梁」(めがね橋)までには5つのトンネルを通過する。

碓氷湖


中尾川と碓井川の合流点を堰き止めて造った人工湖で、四方を国有林の大木に覆われている。四季折々美しい姿を見せます。

碓氷第三橋梁(めがね橋) <国重要文化財>


「碓氷第三橋梁」(通称・めがね橋)は、1892(明治25)年に建設が始まり12月に完成。芸術と技術が融合した美しいレンガのアーチ橋で、長さ91m、高さ31m、川底からの高さが31mあり、我が国最大級のもの。この4連の雄大なアーチ橋は通称「めがね橋」として親しまれている。橋梁は、第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っており、すべてが煉瓦造りで、国重要文化財に指定されている。

国指定重要文化財 碓氷峠鉄道施設 

平成5年8月17日指定

 碓氷第三橋梁(めがね橋)

高崎~横川間は明治18年(1885)10月、軽井沢~直江津間は、21年(1888)にそれぞれ開通しましたが、碓氷峠と呼ばれた横川~軽井沢間は、碓氷峠が急勾配のため、路線決定に紆余曲折があり、明治26年(1893)4月開業となり、高崎~直江津間の全線が開業しました。横川~軽井沢間の11.2kmは1000分の66.7と急勾配のため、ドイツの山岳鉄道で実用化されていた、アプト式が採用され、昭和38年(1963)まで走り続けました。この碓氷線には、当時の土木技術の粋を集めて、26のトンネルと18の橋梁が造られましたが、中でもこの碓氷第三橋梁は200万個以上のレンガを使用した、国内でも最大のレンガ造アーチ橋です。~上記案内板より転載~

長野県と群馬県 県境の神社


標高1200mに位置し、自然豊かな軽井沢に鎮座する神社。全国的にも珍しい県境、社の中央で長野県と群馬県に分かれており、一つの神社でありながら「熊野皇大神社」(長野県軽井沢町)と「熊野神社」(群馬県安中市)となっている

「熊野皇大神社」

日本武尊が建立したと伝わる古社

山門をくぐると

県境にあるため一つの境内ですが、二つの神社があります。

 

お賽銭箱と鈴も2つ別々!!

「熊野皇大神社」

山神社、荒神社、矢立社や八咫烏殿が鎮座

「熊野皇大神社」のご神木「しなの木」

本殿の左奥にある「熊野皇大神社」のご神木「科の木」。一説に信濃の国の語源「信濃は科野なり」と言われている。科の語源は「結ぶ・くくる・しばる」と云われ、開運・縁結びのご神木として今もご参拝者の信仰を集めている。樹齢850年以上といわれているこのしなの木は、高地でよく見る広葉樹で7月ごろに白く小さな花をたくさん咲かせる。~熊野皇大神社HPより抜粋転載~ 木の中央部分にあるくぼみをある角度から見るとハート♡の形をしていることから、人気のパワースポットとして知られている。

旧碓氷峠 見晴台 (長野県北佐久郡軽井沢町峠町)


碓氷峠の頂上の近く、標高1200mに位置する展望公園。長野県と群馬県の県境になり、浅間山、妙義連峰、晴天時には南アルプス、八ヶ岳一望でき、条件が整えば雲海が眼下に広がる。