天王洲アイル散策


目黒川と京浜運河に囲まれた場所にある小さな島・天王洲アイル。1980年代後半から再開発地区として定められた天王洲エリアは、近年、ギャラリーや美術関連施設が集まり、アートシーンの中心として賑わいを見せている。品川駅から「天王洲アイル」へ、街歩き開始♬ -2022.04.09-

八ツ山橋からの眺め

品川浦と船だまり(品川区北品川)


かつて品川浦は「御菜肴八ヶ浦」という、とれた魚を江戸城へ納める漁村の一つに決められていた。豊富な水揚げを誇り、海苔の主要な産地だったが、東京港建設のため昭和37年(1962)に漁場権利を東京都に譲り渡し、翌年品川周辺の海苔養殖は幕を閉じた。現在では、つり船や屋形船が舳先を並べている。早朝や夕暮れ時は独特の風情があり、撮影や写生、吟行にもおすすめ。水辺と背景の品川の古い家並み、その向こうの品川駅周辺の再開発のビル群との対比は東京を象徴する風景。~品川観光協会HPより抜粋転載~

しながわ百景4

品川浦と船だまり

「しんとうかい橋」

右側が「東品川海上公園」

「しんとうかい橋」を渡ると

「天王洲アイル」

ボードウォーク(Board Walk)


天王洲アイルの北半分、東京湾の運河に面した3ヵ所は遊歩道「天王洲アイル ボードウォーク」が敷かれ、天王洲アイルの憩い場に。劇場を囲む「第一水辺広場」から天王洲運河に沿う「第三水辺広場」までの板張りになっている道が「ボードウォーク(Bord Walk)」。

ボンドストリート(Bond Street)


「ボンドストリート」は、かつて倉庫街だった場所。現在では倉庫を改装し、おしゃれなショップやレストランのあるスポットになっている。アート作品の多いエリアでもある。

ウォールアート


天王洲の街全体を舞台に、「水辺とアート」をキーワードに、街全体で壁画や写真の展示を行う国内最大級の壁画プロジェクト「TENNOZ ART FESTIVAL 2019」が開催。参加作家は、淺井裕介、小林健太、アーティスト・コレクティヴ「SIDE CORE」を率いる松下徹、世界中の様々な場所で壁画制作を手がけるARYZ(アリス)、東京を拠点に独自のスタイルでストリートアートを展開するDIEGO(ディエゴ)、ブラジル出身のグラフィティ・アーティストのラファエルスリクス、難読症を患った経験を元に絵画を制作するルーカス・デュピュイの7名。~美術手帳HPより抜粋転載~ みつけられたのは以下の作品でした!

東京/天王洲

DIEGO制作:2019

Title : Tokyo / Tennoz

Artist : DIEGO

東京/ 天王洲の活気あるイメージをグラフィティを通して描いています。描かれているのは、天王洲の海辺や、道を行きかう人々の足、運河沿いに見えるビル群です。これらの絵は、実はグラフィティの文字になっていて、それらが重なり合い街の活気あり雑多なイメージを描きました。2019.2 ~下記案内板より転載~

❝The Shamisen❞ Shinagawa 2019

ARYZ 制作:2019

「猫も杓子も」

ダミアン・プーラン制作:2018

下記紹介版に書かれていた

「猫も杓子も」というタイトルは、誰もがスマホというカメラを一人一台持ち歩いているこの現代に、本来、人間の被写体であるはずの猫が反対に人を撮影するというユーモアと皮肉が込められています。~なるほど😓~

天王洲ふれあい橋


反対側には水門が

「ボードウォーク」を進んでいく

「レディクリスタル」が停泊

PIGMENT TOKYO(品川区東品川)


PIGMENT TOKYO(ピグモン トーキョー)は、「色とマチエール*の表現」を追求するショップ・ラボ・ワークショップを備えた絵画材料専門の複合クリエイティブ施設。4,500色にもおよぶ顔料は、鉱石や土などから成る伝統的な天然顔料から、最新技術で製造された多彩な輝きを放つエフェクト顔料まで多岐にわたり、加えて希少価値の高い硯や墨、600種を超える絵筆や刷毛、オリジナルの膠や越前和紙、西洋の伝統絵画技法に用いる道具や材料、その他入手困難な画材の販売も行っている。~PIGMENT TOKYO HPより抜粋転載~

竹の簾をイメージした流れるような有機的なカーブを描く外観と店内の天井。この印象的な店舗デザインは、建築家・隈 研吾氏によるもの。店内写真撮影禁止🚫でしたので外からパシャリ📸

顔料の種類の多さに😲!!

 

上記写真:品川観光協会HPより転載