小田急沿線散歩Ⅰ「岡本太郎美術館」


小田急沿線散歩Ⅰ。向ヶ丘遊園駅から「岡本太郎美術館へ。 -2021.11.17-

岡本太郎美術館(神奈川県川崎市多摩区)


川崎市生まれの世界的な芸術家、岡本太郎から寄贈された美術作品および資料約1800点を収蔵。1999年10月、自然豊かな生田緑地内に開館。「自然と融合した美術館」をコンセプトとし、展示室を始めとするほとんどの施設を地下に据え、地上にはシンボルタワーである「母の塔」を中心とする公園スペース、カフェテリアや湧水を利用した池や滝など、美術館機能だけでなく生田緑地の自然を取り入れた市民の憩の場となる設計が施されている。展示室は、岡本太郎の作品を紹介する常設展示室と、年4回、さまざまな展覧会を開催する企画展示室があり、一部には岡本がデザインした椅子に実際に座れるコーナーなど、来館者が体感できる展示となっている。また、岡本の両親である岡本一平、かの子の作品、現代美術などの収集と展示も行う。

なお、生田緑地内には、「岡本太郎美術館」だけではなく、「日本民家園」、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」、「伝統工芸館」などの施設が設置されている。 

"生田緑地"内を歩いて

階段を上ると「岡本太郎美術館」

緑に覆われた洞窟のような外観

チケット

常設展展示室 Map

常設展入口

"赤い部屋"の「太陽の顔」

岡本一平・かの子コーナー

岡本太郎の年表と両親の岡本一平、かの子の作品など展示

「犬の植木鉢」1955年

「青空」1954年

「重工業」1949年


「犬」1954年 「駄々っ子」1951年

ステンドグラス「哄笑」 1986年

「明日の神話」1968年

「万博の鍵」1970年

「太陽の塔」1970年


椅子コーナー

手前「動物」1959年

「手の椅子」1967年

企画展示室へ続く通路

影響を受けた人物、書籍、愛用の品など展示

レリーフ「月の壁」1956年

「日の壁」1991年

(原寸大レプリカ・部分)

シンボルタワー「母の塔」

制作年不明

「樹霊Ⅰ」1970年

「母の塔」から見下ろす"生田緑地"