生田緑地(川崎市多摩区枡形)


昭和16(1941)年に都市計画決定された都市計画緑地であり、首都圏を代表する緑豊かな自然環境を有している。生田緑地には、クヌギ・コナラを中心とした雑木林や、谷戸部の湿地、湧水等の貴重な自然資源が残されており、かつての里山環境や、周辺の農地、樹林等と一体となった美しい風景が今に引き継がれている。特に、中央地区には、ゲンジボタルやホトケドジョウ等、市内でも限られた地域にしか見られない貴重な生物が生息。春には枡形山のサクラ、初夏にはハナショウブ、秋には美しい紅葉等、四季折々の自然を感じることがでる。その自然を背景に、岡本太郎美術館、日本民家園、伝統工芸館、かわさき宙(そら)と緑の科学館、藤子・F・不二雄ミュージアム、春と秋に開苑するばら苑等の施設があり、さまざまな楽しみ方ができる場となっている。~生田緑地HPより抜粋転載~ お天気が良かったので"生田緑地スタッフのおすすめ紅葉スポット"を歩いてきました!! -2011.11.08- *岡本太郎美術館は工事長期休館中。昨年訪れています。→ 小田急沿線散歩Ⅰ「岡本太郎美術館」 

生田緑地スタッフの

おすすめ紅葉スポット

東口ビジターセンター


しょうぶ園


6月中旬ごろにハナショウブ約2,800株が見ごろになる。

中央広場近辺


D51形蒸気機関車

かわさき宙と緑の科学館屋外展示 通称「デゴイチ」。昭和15年に日本車輌製造株式会社(名古屋)の工場で製造され、各地で30年余り活躍した。

メタセコイアの林


中央広場から岡本太郎美術館の入口まで広がる高さ30mを超えるメタセコイアの林。秋には黄葉スポットとなる。中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、最大樹高が約115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられている。


美術館への階段を上り振り返ると…。

奥の池


メタセコイア林の中にある池。

伝統工芸館


ハンノキの林


ハンノキが優占している湿地林。「生田のハンノキ林」という名称で環境省の特定植物群落に指定され、神奈川県内でも有数のハンノキ林。ここのハンノキの樹高は15m程、生田緑地の案内図には「谷間の自然探勝路」と記され、林内に木道が整備され、誰でも自然観察を楽しむことができる。歩いていると、都会の喧騒を忘れてしまいそうな景観。

ホタルの里


戸隠不動尊跡地


由緒・沿革 鎌倉時代 稲毛三郎重成の居城があったといわれる枡形山に、昭和2年秋、一堂が建てられた。本尊不動明王(像高39.5㎝)と二童子は、明治初年まで信州戸隠神社の実道院の仏像で、その後、東京本所堅(立)川の法樹院に奉安されていたが、昭和五年現地に本堂が建立され、安置された。昭和四十年、武相不動尊霊二十八札所の第二十六札所となり、酉年には多くの参詣者が訪れたが、平成五年冬焼失し、現在跡地が生田緑地として整備されている。~下記案内板より抜粋~

参道

不動跡

東屋

枡形山へ向かう

枡形山


標高84mの「枡形山」は生田緑地で一番高い場所。鎌倉時代の源頼朝の侍大将であった稲毛三郎重成が城を構えたと伝えられている。

枡形山広場

展望台

展望台からの眺め

中央広場へ戻ります!!

日本民家園


川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的に、昭和42年に開園した古民家の野外博物館。東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など25件の建物をみることができる。この25件全てが国・県・市の文化財指定を受けており、民家に関する民俗資料なども収蔵し、日本を代表する古民家の野外博物館の一つとなっている。

今回は"秋・紅葉の古民家"がテーマ

ススキと古民家

山下家とモミジ

山下家の横、野原家前のモミジ