シチリア周遊11日間


お友達とパレルモ在住の友人を頼って、シチリアの観光スポットを巡りました♬「パレルモ旧市街」、パレルモ近郊「モンレアーレ」「モンデッロ」。パレルモから一日観光「セジェスタ」「トラーパニ」「エリチェ」。パレルモからバスに乗って「カターニャ」を経由し「タオルミーナ」、パレルモ在住の友人が企画してくれた「プライベートツアー」:イタリア人の男性ドライバーの専用車で「アグリジェント」「ピアッツア・アルメニーナ」「カルタジローネ」。ゆったり11日間、シチリアを満喫しました!! -2004.10.01~11-

絵葉書

モンレアーレ(Monreale)


パレルモから内陸の南へ8km、遠くにパレルモの街とティレニア海を望む標高310mのカプート山の中腹にある。町は、オレンジ色の屋根が並ぶコンカ・ドーロ盆地を見下ろしている。

モンレアーレ大聖堂(Duomo di Monreale) 〈世界文化遺産〉


シチリア島にあるノルマン建築様式の代表的建造物。1172年から1176年にかけてノルマン王グリエルモ世の命により建設された。外観は、正面の頑強な2基の鐘楼塔、そしてつのアプシス(後陣部)壁面のイスラム職人が参加したことが分かる多色象眼細工の見事な装飾が印象的。教会内部のモザイクは 総面積6,500平方メートルにも及ぶ大規模なもので、内部の壁面全体は、ビザンチン様式のモザイク装飾でおおわれており、中央内陣に描かれた巨大な「全知全能のキリスト」を中心に、旧・新約聖書の一連の物語やエピソードが描かれている。教会外部右側には「回廊Chiostro」が建設当時のままの形態で残っている。回廊は完全な正方形で、モザイクや象眼装飾が施された対になった小円柱が連続性で並んでいる。2015年、「パレルモのアラブ・ノルマン様式の建造物群およびチェファルー大聖堂、モンレアーレ大聖堂」として世界文化遺産に登録された。

絵葉書

「全知全能のキリスト」

旧・新約聖書の一連の物語や

エピソードが描かれている

主身廊上部のモザイク装飾

「アダムとイブ」

「ノアの箱舟」

天井を見上げると

イスラム様式の天井

こんな天井も

大聖堂内のマリア像

壁には石ではめ込まれたモザイク


回廊つき中庭 (Chiostro)


併設されているベネディクト派修道院の回廊。保存状態が良い「モンレアーレ大聖堂の回廊」は、この種の建造物としては規模の上でも重要な現存例となっている。回廊内の面積はおよそ2,200平方メートル。ひし形模様が施された尖頭アーチを支えるのは2本の柱が1組となった脚で、合計216本の白大理石柱が使用されている。柱は未装飾の対と、彩色模様が施された対が交互に並べられている。回廊のアーチを支える228本の円柱に細かいモザイクが組み込まれており、本として同じデザインがないのだとか…。

絵葉書

ひし形模様が施された

尖頭アーチを支える

2本の柱が1組となった脚


尖頭アーチもひとつひとつ異なる


4本の柱が一組の脚も

青銅扉「天国の扉」

本来の入り口

(1186年:ボナンノ・ピサーノ作)

大聖堂東側の「後陣部の外観」

アラブ・ノルマン様式の装飾

モザイクが美しい


モンレアーレの展望庭園から見た

「コンカ・ドーロ盆地」

モンデッロ (Mondello)


パレルモ市内からバスで30分ほどの近さにあるパレルモっ子お気に入りのビーチ。ガッロ山とペッレグリーノ山に囲まれた砂浜と海のブルーが眩しい!!

海にせり出して建つ老舗レストラン

チャールストン(Charleston)でランチ

インドのイチジク「Fichi d’India = フィーキ ディ インディア」という名のフルーツ。サボテンの実です。

屋台のおじさんに

食べ方を教えてもらいました!!

味、微妙~?

聖ロザリア教会(Santuario di Santa Rosalia)


パレルモ郊外のペッレクリーノ山(Monte Pellegrino)にある教会。17世紀にペストからパレルモを救ったとされる聖人、「聖ロザリア」の骨が見つかった洞窟に建てられた。

 祭壇に青い光の「聖ロザリオ像」