ニュージーランド(New Zealand)


"新・まるごとニュージーランド8日間"(trapics)ツアーに参加。-2012.11.16~11.23-

ニュージーランド 南島 Ⅴ


面積は 151,215㎢。ニュージーランド最大の島であり、世界で12番目に大きな島。この南島は、マオリ語では「Te Wai Pounamu」と呼ばれ、「ヒスイの水」という意味。ニュージーランド最高峰の「マウントクック」やフィヨルド地形の「ミルフォードサウンド」など、南島には手つかずの大自然が残る。-2012.11.19~23-

上記地図:阪急トラベルHPより転載

クイーンズタウン(Queenstown) → 🚌 → テ・アナウ湖(Lake Anau) → 🚌 → フィヨルドランド国立公園(Fiordland National Park) → 🚌 → ミルフォード・ロード(The Milford Road) → 🚌 → ミルフォード・サウンド(Milford Sound)-2012.11.21-

フィヨルドランド国立公園(Fiordland National Park)<世界遺産>


ニュージーランド南島南西部にある1905年に設立した総面積1万2500㎢の最大の国立公園。「フィヨルドランド」という名前は、西海岸に切り込まれた14ものフィヨルド地形に因んでいる。1990年には、3つの国立公園と共に「 テ・ワヒポウナム」として世界遺産に登録された。そして、14ものフィヨルドには、「ミルフォード・サウンド」、「ダスキー・サウンド」、「ダウトフル・サウンド」などの観光スポットがある。また、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても知られている。

ミルフォードロード (The Milford Road)


「ミルフォードロード 」は、「テ・アナウ」から「ミルフォード・サウンド」にいたる119kmの区間、深い山あいを縫って進む変化に富んだ山岳路。自然の作り出す、見事な景観の観光スポットでバスを降りて写真などを撮って進んでいく。なお、「ミルフォードロード」は、土砂崩れが多発するなど少々危険な道でよく封鎖されることがあり、封鎖された場合、ツアーが中止になり「ミルフォードロード」に行けないことがよくあるとのこと。ガイドさんが「今日は大丈夫です!」とアナウンスがあったときはホッとしました。

エグリントン・バレー (Eglinton Valley)


谷間はかつては氷河の氷で埋め尽くされていた。谷の両側は険しい岩壁がそそり立ち、1,000mを超える山々を四方に見渡すことができる。

ミラー湖 (Lake Mirror)


湖面がその名の通り、周囲の自然を見事に映し出す光景が鑑賞できる湖。山々はアール山脈。

"Mirror Lakes"という文字が

あえて反転&逆さまに

湖面に映るとちゃんと読める

ノブス・フラット(Knobs Flat)


クリスティーナの滝 (Christina Falls)


リトルズフラット(Littles Flat)


見事なU字谷。この山々も氷河が削りだした。

モンキークリーク (Monkey Creek)


ホリーフォードバレー内に位置する「モンキークリーク」は、氷河から供給される泉で、水の純度99%で飲むことができる。「モンキークリーク」の名前は、1800年代に測量士としてフィヨルドランド地域で働いていたヨーロッパ人入植者、ウィリアム・ヘンリーホーマーの犬、モンキーに由来しているとのこと。また、ホーマーは、「ホーマートンネル」の名前の由来でもある。「モンキークリーク」は、周りの印象的な山々と小川自体だけでなく、ミルフォードロードで野生生物に出会うのに人気のある場所。珍しいウィオ(青いアヒル)が小川に住んでいるが、駐車場では、ニュージーランドのクイーンズタウンで有名の鳥、緑色のオウム「ケア」を見る事が出来る。

Kea(キア/ケア)

ニュージーランドの固有種にして絶滅危惧種でもある世界で唯一の高山に生息する「オウム」。人懐っこくて、いたずら好きだが、とても賢い鳥といわれている。モンキークリークの駐車場で出会いました♬

迫力ある切り立った岩

ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)


「ホーマー・トンネル」は、強固な花崗岩を削って、20年近くかかって1953年に開通したトンネル。長さは1219mあり、ミルフォード・サウンド側に向かって10mにつき1mの割合で下っている。

上記写真:ニュージーランド ダイアリーHPより転載

ミルフォード・サウンド (Milford Sound) 〈世界自然遺産〉


ミルフォード・サウンド」は、南島・南西部のフィヨルドランド国立公園に位置するフィヨルドで、タスマン海から15km内陸に伸び、1,200mを超える断崖絶壁の岩壁に囲まれている。ミルフォード・サウンドから見える最も高い山は2,300mのペンブローク山。1年中山頂に氷河が見られ、この山頂の氷河の雪解け水は、ミルフォード・サウンド内で見られる「ボーウェン滝」や「スターリング滝」となり、雄大な景色のひとつとなっている。ミルフォード・サウンド」は、「テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド」の一部として、1990年、世界自然遺産に登録された。

上記MAP:Southern discoveries HPより転載

上記写真:4trvel.jpより転載

フレッシュウォーター入江(Fleshwater Basin)


淡水と海水の混合からなるためこの名がつけられている。この入江からクルーズは出発する。

マイター・ピーク(Mitre Peak)


ミルフォード サウンドの中で最も有名な山。標高1682m、海面からそそり立つ山としては 世界で2番目の高さを誇り、美しい姿がニュージーランドの シンボル的存在になっている。司教の冠(マイター)に形が似ていることから、「マイター ・ピーク」と名付けられた。

「ライオン・マウンテン」(Lion Mountain)


「マイター ・ピーク」の右が「ライオン・マウンテン」。標高1301m。正式名は「マウント・キンバリー」だが、形がうずくまったライオンに形が似ているのでこの俗称が使われている。

デール・ポイント(Dale Point)


「デール・ポイント」はミルフォードサウンドの入口。幅約548m、深さ79m。この地方のフィヨルドの深さ約300mに比べるととても浅いのが特徴。

 

「アニータ湾」(Anita Bay)


ここは、マオリ族が「トンギワイ」と呼ぶグリーンストーンを採取するため頻繁に訪れた場所。貴重な石「トンギワイ」は、武器や装身具として利用された。クルーズ船は「アニータ湾」(Anita Bay)に入り、外海の「タスマン海」(Tasman Sea)が見えたあたりでUターンして戻る。

グリーンストーン・ポイント

(Greenstone Point)

アザラシ岬(Seal Rock)


アザラシが海中から上がりこのフィヨルド内の岩の上に姿を見せる場所の一つ。

スターリン滝(Stirling Falls)


フィヨルド内で水量の多さはトップクラスで落差155m。155mもの高さから豊富な水が勢いよく流れ落ちる滝。この滝にはスターリンというこの地域を探検した船長の名前が付けられている。

クルーズ船が滝つぼの近くまで行く。

この飛沫を浴びると

10歳若返るとのジンクスも⁈

上記写真:Travel Book HPより転載

ハリソン入江(Harison Cove)


「ハリソン入り江」には、ミルフォードロードサウンド海中展望台がある。1800年初期頃、クジラやアザラシの捕獲業を営む人々がこの場所をフィヨルド内唯一の簡易宿泊所として利用していた。渓谷の奥に見えるのは「マウント・ペンブローク」。

マウント・ペンブローク(Mount Pembroke)


「ハリソン入り江」の渓谷の奥に見える「マウント・ペンブローク」。「マウント・ペンブローク」は、フィヨルド内でも有数の高峰(標高2014m)で万年雪に覆われている。この山の氷河は、フィヨルドまで移動した氷河の一部が途中で残ったもので、その厚さは約27mに及ぶ。雪解け水を源にする小川がこの山から流れ降りハリソン川へと姿を変える。

ボーウェン滝(Bowen Falls)


「ボーウェン滝」は、断続的に流れるミルフォード最大の滝。ダーレン山脈の急勾配の谷から161m下方まで流れ落ちる。正式名は「レディ・ボーウェン滝」。ニュージーランド入植当時の総督夫人の名前に由来している。

乗船したクルーズ船

「プライド・オブ・ミルフォード」

(PRIDE OF MILFORD)

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