御岳渓谷 -紅葉-(東京都青梅市御岳)


東京都青梅市御岳を流れる多摩川の渓谷が御岳渓谷(みたけけいこく)。御岳渓谷を流れる約4kmの渓流は御岳渓流と呼ばれている。清流の景観が美しく、この渓流を流れる水は名水百選にも選定されている。付近の「沢井」という地名は、湧き出た水が沢になっていることから名付けられたものであり、古くから地域で親しまれている。渓流にそって「御岳渓谷遊歩道」が整備されている。御岳渓谷へ紅葉散策!!「軍畑駅」からスタートし、「御嶽駅」にゴールするコースを歩いてみました。-2023.11.14-

JR軍畑駅(東京都青梅市沢井)


1929年青梅電気鉄道の軍畑停留場として開業。青梅駅~奥多摩駅間の駅の一つで、現在「東京アドベンチャーライン」の愛称で親しまれている。永禄4年(1561年)〜永禄6年(1563年)頃、辛垣城(からかいじょう)を守備する三田綱秀が、北条氏照軍に攻められ落城した辛垣の戦いの際、現在軍畑大橋の架る多摩川一帯がまさに戦(いくさ)の場となったことから軍畑(いくさばた)と名がついたとされており、JR青梅線の難読駅名の一つとして紹介されている。~青梅観光ガイドHPより抜粋転載~

軍畑駅入口信号から

青梅街道を400mほど御岳方面に進む。

多摩川に降りる階段がある。「御岳渓谷遊歩道」の始まり。

御岳渓谷遊歩道(東京都青梅市御岳~沢井)


東京都青梅市、御岳渓谷沿いに伸びる渓谷の探勝歩道が「御岳渓谷遊歩道」。JR青梅線軍畑駅入口信号から青梅街道を沢井駅方面に400mほど歩いた遊歩道入口(階段)から奥多摩フィッシングセンターまでの多摩川沿いに遊歩道が築かれている。「御岳渓流」として環境省の名水百選にも選ばれた清流で、美しい渓谷美が続いている。~東京トリップHPより抜粋転載~


「楓橋」

橋の長さは約60.7m、幅は約2mで、鉄筋製のつり橋の高さは約10m。中国寒山寺近くの楓橋から採った名。唐時代の有名な漢詩「楓橋夜泊」に由来。

「清流ガーデン澤乃井園」

多摩川のほとりに広がる庭園。敷地内には小澤酒造直営の料亭ままごとや、豆らく、利き酒処などがある。

上記写真:小澤酒造HPより転載

澤乃井 小澤酒造(東京都青梅市沢井)


青梅街道を渡った小澤酒造では酒蔵見学ができる。小澤酒造は、元禄15年(1702)、江戸と甲州を結ぶ街道筋 武州澤井村(現在の青梅市沢井)に創業。以来300年続く造り酒屋。秩父古生層の岩盤を140mも掘り抜いた洞窟から湧き出る岩清水が、東京の地酒・澤乃井のキレとコシの強さを生む。


「楓橋」を渡って

「楓橋」からの眺め

寒山寺(東京都青梅市沢井)


寒山寺は中国の蘇州にある寒山寺にちなんでいる。書家の田口米舫が明治18年(1885)に中国の姑蘇城外の寒山寺を訪れた際、主僧の祖信師より釈迦仏木1体を託された。帰国後、昭和5年(1930)に小澤太平氏の協力によってここに寒山寺が建立された。~青梅市観光協会HPより抜粋転載~

「鐘楼」

「玉堂美術館」「JR御嶽駅」へ進みます

「楓橋」を振り返る

無人販売:ゆず2つで100円!!

「鵜の瀬橋」

長さ72m、幅1.4m、水面まで10m

「鵜の瀬橋」からの眺め

「お山の杉の子記念碑」と歌碑

佐々木すぐる氏の名曲「お山の杉の子」は

当地にて作曲されました


「御岳小橋」

御岳渓谷の中ほどにある「御岳小橋」は歩行者専用のつり橋。2019年の台風19号による多摩川の増水で損壊、2022年7月、部分修復工事が完了し、橋の途中まで行って多摩川の流れを眼下に見ることができるようになった。

対岸に「玉堂美術館」前の大銀杏

「御岳橋」

「御岳橋」を渡って

対岸の「玉堂美術館」へ

「御岳橋」から

「玉堂美術館」前の大銀杏を臨む

「玉堂美術館」へ

玉堂美術館(東京都青梅市御岳)


玉堂美術館は日本画壇の巨匠・川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して建てられた。自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われ、玉堂の愛してやまなかった御岳渓谷に美術館を建てよう、との声が上がり、皇后陛下をはじめ諸団体、地元有志、全国の玉堂ファンより多大の寄付が集まり、没後4年の昭和36年5月に早くも美術館が開館。玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しつつ、明治・大正・昭和の三代にわたって、日本学術文化の振興に貢献された。展示作品は、15歳ごろの写生から84歳の絶筆まで幅広く展示されます。展示替は年7回行われ、その季節に見合った作品が展示されている。~玉堂美術館HPより抜粋転載~

建物は、数奇屋建築の名手で芸術院会員の故・吉田五十八氏の設計によるもので、奥多摩の自然と見事に融合している。

復元画室「随軒」

「庭園」

枯山水庭園の作庭は吉田五十八氏と中島健氏

玉堂美術館前の大銀杏

樹齢約70年、樹高約30m


JR御嶽駅


東京都青梅市御岳本町にあるJR青梅線の駅が、御嶽駅(みたけえき)。御岳渓谷遊歩道の起点となるほか、御岳登山鉄道ケ-ブルカーのケーブル下(滝本駅)行きの西東京バスが駅前から発車。奥多摩観光の拠点となる駅で関東の駅百選にも選定。

昨年(2022年)の紅葉は、御嶽駅から「御岳山」へ。

 御岳山Ⅰ-紅葉- 武蔵御嶽神社   御岳山Ⅱ-紅葉- ロックガーデン へ。