中欧4カ国ハイライト8日


「《夏のイチ押し ヨーロッパ》中欧人気の3都市と音楽の都ザルツブルクに泊まる中欧4カ国ハイライト8日」(日本旅行)のツアーに参加。 -2010.09.26~10.08-

上記MAP:クラブツーリズムHPより転載

成田 ✈ チューリッ(Zürich)✈ ブダペスト(Budapest) -2010.09.26-

ハンガリー (Hungary)


ハンガリー (Hungary)

首    都 : ブダペスト

公用語  : ハンガリー語

ブダペスト (Budapest) 〈世界文化遺産〉


1849年、王宮があるブダ地区と、ドナウ川対岸の商業の中心ペスト地区にくさり橋が架けられて一つに結ばれた。その後、1872年にブダペスト市となり、1987年、この美しい街は「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区」として世界文化遺産に登録された。また、2002年に歴史的な建物が並ぶアンドラーシ通りが追加登録され、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」の登録名に。 -2010.09.27-

王宮の丘(Vár)


王宮の丘は、南北に1.5km。「ブダ王宮」、「マーチャーシュ教会」、「漁夫の砦」などのハンガリーにおいて重要な複数の歴史的な建造物が存在している地域。世界遺産に登録されている。

「国立ダンス劇場」

(Nemzeti Táncszinház)

かつてベートーベンがコンサートを開催した記念として、若き日のベートーベンの彫像が飾られているとのこと。

「シャンドール宮殿」(Sándor-palota)

ハンガリー大統領の公邸

ブダ王宮 (Budavari palota)


「ブダ王宮」は、ドナウ川を見下ろすブダ地区の小高い丘の上にある。1241年に建造されて以来、オスマントルコとの戦いや二度の世界大戦などで被害を受け、これまでに何度も再建を繰り返しており、現在の建物は1950年代に修復されたもの。現在は「大統領官邸」、「ハンガリー国立美術館」、「プダペスト歴史博物館」、「軍事歴史博物館」として利用されている。ここから見るドナウ川沿いの美しい街並みの景色は最高でした!!

「ブダ王宮」の門

「オイゲン公の騎馬像」

「マーチャーシュ王の泉」

ハンガリー国王であったマーチャーシュ1世率いる

狩猟隊の様子を表したもの

ブダ王宮から眺める

「国会議事堂」「ブダペストの街並み」

ブダ王宮から眺める

「国会議事堂」「くさり橋」と

「ブダペストの街並み」

「マルギット橋」と「国会議事堂」

「くさり橋」と「聖イシュトヴァーン大聖堂」

「エリザベート橋」

伝説の鳥「トゥルルの像」

建国の父アールパードを

生んだとされる伝統の鳥


前方の丘は、「ブダの丘」と呼ばれる高級住宅街

ブダ王宮からマーチャーシュ教会へ


「郵便局」

ブダの王宮地区の中でも一番古い建物と言われている。現在は、建物を修復してレストランとなっている。 

ハンガリー革命の像(SZABAD HAZAERT)


対オーストリア戦争の記念碑。1849年。

三位一体広場 (Szentháromság tér)


「マーチャーシュ教会」の目の前にある広場。広場の中央にダビド王がペストの終息を願い祈りを捧げる姿をモチーフにした三位一体の像が建つ。高さ14m、18世紀建造。

世界遺産のロゴが入った模型

ブダの丘にある「マーチャーシュ教会」と「漁夫の砦」

位置関係がわかる

マーチャーシュ教会」

見えてきました♬

マーチャーシュ教会 (Mátyás-templom)


正式名称は、「聖母マリア聖堂」。後期ゴシック様式の華麗な教会。歴代の王の戴冠式が行われてきたハンガリーにとって重要な由緒ある教会のひとつ。なお、その美しい外観とは裏腹にマーチャーシュ教会が辿ってきた歴史は複雑で、1015年に聖イシュトバーンが「聖母マリア聖堂」として建築した後、13世紀にはベーラ4世によりロマネスク様式に改築。さらに14世紀にゴシック様式に改築され、15世紀に入ってマーチャーシュ1世が塔を増築(マーチャーシュ教会と呼ばれるようになった由縁)。オスマン・トルコの侵略を受けた16世紀以降、17世紀にハプスブルクが奪還するまではモスクとして使用され、カトリック教会に戻ったあとはバロック様式に改築されたものの、19世紀になってネオ・ゴシック様式に戻す、と100年単位で色んなことが起こっている時代の影響が反映されている教会。

ハンガリーを代表する

陶器ジョルナイ焼きの瓦が鮮やか

聖母マリアをまつる「主祭壇」

後ろのステンドグラスのテーマは

ハンガリーの聖人や12使徒

「礼拝堂」

聖ラースローの頭部像が安置され、

その上には彼の生涯が描かれている。

ステンドグラスがきれい

柱が厳かな雰囲気

ハンガリー最大のパイプオルガン

聖イシュトヴァーンの騎馬像(Szt. István szobra)


「マーチャーシュ教会」の横、「漁夫の砦」に面した広場にハンガリー建国の父と言われる初代ハンガリー国王「聖イシュトヴァーンの騎馬像」がある。"聖イシュトヴァーン"は、この地にキリスト教を導入してキリスト教国家を築いた国王で、ハンガリーのキリスト教化に貢献したため、聖人に列せられている。手には、ハンガリーの国章にも取り入れられている、二重の十字架を持っているのが特徴。

漁夫の砦 (Halászbástya)


1903年、建国千年祭における街の美化計画の一環として建造されたネオ・ロマネスク様式の砦。回廊のある尖塔が特長。中世時代ここにドナウで漁をする漁夫たちのギルドがあったことからこの名が。王宮の丘に切り立つように建設されているため眺めは抜群でドナウ川を挟んで「国会議事堂」や「聖イシュトヴァーン大聖堂」などがあるペスト地区の街並みが広がり、一望できる。この地区一帯が世界遺産に登録されている。

「聖イシュトヴァーン大聖堂」を臨む

「国会議事堂」を臨

聖イシュトヴァーン大聖堂 (Szent István-bazilika)


高さ96m、幅55m、奥行87.4mを誇り、「国会議事堂」と並び、ブダペストで最も高い建物。新古典主義(ネオ・ルネッサンス)様式の荘厳な大聖堂でハンガリー王国の初代国王イシュトヴァーン1世に因んで名づけられた。着工は1851年。一旦完成した後に、原形をとどめないほど崩壊したドームを一から建てなおすことになったため、完成までに54年もの歳月を要した。

「ドーム天井」

高さ96m直径22m。

多くの窓があり、モザイク画が描かれている

「主祭壇」

聖なる存在とされる

"聖イシュトヴァーン"の大理石像

「聖なる右手礼拝堂」

(Szent Jobb Kápolina)

聖イシュトヴァーンの右手のミイラが安置されている

"聖なる"なので写真はやめておきました…。

英雄広場 (Hősök tere)


1896年に行われた「ハンガリー建国1000年祭」のときに造られた広場で、中央には大天使ガブリエル像を頂に載せた「建国1000年記念碑」が、35mの高さで立っている。その両脇には左右対称に柱廊が半円を描き、ハンガリー史上で活躍した人物の彫像が、左右7体ずつ並んでいる。

「大天使ガブリエル像」

ローマ法王の夢に現れイシュトヴァーンに

王位を授けるよう告げたとされる

アンドラーシ通りの突き当りに位置する

英雄広場をはさんで


「英雄広場」の右側に建つ、「国立西洋美術館」。左側には「現代美術館」があり、向き合うようにして建つ2つの建物は、共にシッケンダンツ・アルベルトとヘルツォーグ・フェレップの共同設計。

ブダペスト西洋美術館 (Museum of Fine Arts Budapest)


建国1000年を記念し、1906年に開館したのが「ブダペスト国立西洋美術館」。「英雄広場」の右側に建ち、外観は新古典主義様式、内観はネオ・ルネッサンス様式の建物になっている。幅の広い階段や巨大な12本の柱はパルテノン神殿を彷彿とさせる。 所蔵品はエステルハージ家のコレクションが元となっており、ラファエロ、レンブラント、ルーベンス、モネ、エル・グレコ、ベラスケスなど、西洋絵画の名立たる芸術家たちの作品が揃っていて他にも、エジプトやギリシャ関連のコレクションも充実している。

ブダペスト現代美術館(Műcsarnok)


Műcsarnok(「アートホール」)は、1877年にハンガリー国立美術館協会の主導で設立された。 元の建物は、現在は芸術大学の本拠地であるアンドラーシ通り69–71にあった。 英雄広場の展示ホールは、1896年にミレニアムのお祝いのために建てられた。

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