奥入瀬 (青森県十和田市)


十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmの流れで、豊かな樹木や十数か所の滝と、千変万化の美しい流れや様々な奇岩・奇勝が見事な渓流美を作り出す。特別名勝、天然記念物として国の指定を受け保護されている。

パンフレット


石ケ戸


「ケ戸」とは、この地方の方言で小屋を意味する。つまり石ケ戸とは、石でできた小屋、いわゆる岩屋を意味している。実際、大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられ岩小屋のように見える。昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかとし旅人から金品を奪っていたという伝説がある。 ~東北自然歩道 青森県~

雲井の滝


高さ25mから三段になって落下する。

九段の滝


九段あるかのような段差を伝って落ちる。

銚子大滝


奥入瀬渓流屈指の滝で見事な水量を誇る「銚子大滝」は、圧巻!幅20m、落差7mの滝は「奥入瀬」を遡上してきた魚を拒む、「魚止めの滝」とも言われている。

子ノ口の水門


奥入瀬渓流に流れ落ちる水も、実は「観光放流」という目的をもってこの「子ノロの水門」でコントロールされている。美しい景観を維持するため、昼間は水門を開き一定の水を流し、夜間や冬期は水門がほぼ閉じられている。