所沢散策


さまざまなメディアで紹介されている「ところざわサクラタウン」にある「角川武蔵野ミュージアム」の"本棚劇場"に行ってきました😊。巨大書架に本がぎっしり詰まったまさに圧巻の"本棚劇場"!! 本に圧倒された後、足を延ばして"東川さくらお散歩コース"を歩き、日本の航空発祥の地「所沢航空記念公園」へ。-2022.09.15-

ところざわサクラタウン(所沢市東所沢和田)


KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャー発信拠点が所沢市に誕生。ミュージアム・イベント・ホテル・レストラン・書店・オフィス・神社あらゆる文化をひとつにしたクールジャパンの拠点として世界中のお客様をお迎えします。~ところざわサクラタウンHPより転載~ 

「全体図」

「中央広場」

「千人テラス」


武蔵野坐令和神社


武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ)は、「ところざわサクラタウン」で行われる事業の安全・繁栄を願い、 各事業を有機的に結合させる役割を持ちながら、 施設内において①<祈りの場>②<憩いの場>③<賑わいの場>としての機能を果たす。富士山を望む武蔵野台地に建設された「COOL JAPAN の聖地」にある<祈りの場>として、 日常の喧噪から離れ、安らぎを感じる水と緑に満ちた<憩いの場>として、地域のコミュニティを活性化し、 公共的機能を担う市民と来訪者のための<賑わいの場>として、 所沢から新たな物語を創造・発信する起点となることを目的として創建された。~ところざわサクラタウンHPより転載~ 

「建築」

隈研吾氏がデザイン監修。伝統的な神社の建築様式を踏襲しながら、鳥居や千木といった神道の象徴的な施設や部材を現代の建築素材であるメタル(金属)で構築するなど、アルカイック(古代的)とモダン(現代的)が融合。

「魔人像」(左)「武神像」(右)

国宝『埴輪 挂甲武人(はにわ けいこうぶじん)』を

モデルにしたといわれている守護神のキャラクター

「天井画」

ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインをはじめ、装丁画、舞台美術など多彩に活躍する天野喜孝氏が、KADOKAWAのシンボルである『鳳凰』を題材に、"過去からではなく、未来から飛来した『鳳凰』"を描く。

上記写真:ところざわサクラタウンHPより転載

「狛犬」

彫刻家の土屋仁応氏が手掛けたニホンオオカミをモチーフとした神使像(狛犬)。山中で道に迷ったヤマトタケルノミコトを導き、窮地を救った白き狼(『日本書記』)は、神を守護する存在であり、道に迷う人々を導く存在。

上記写真:ところざわサクラタウンHPより転載

角川武蔵野ミュージアム


人間と自然が折り合ってきた悠久の大地、武蔵野の地に2020年オープン。図書館、美術館、博物館が融合したまったく新しいコンセプトの文化複合施設で、ところざわサクラタウンのランドマーク的存在。

アート、文学、博物などのジャンルを超えてあらゆる知を再編成した、世界で他に類を見ないミュージアム。

隈研吾氏が設計を手がけた、高さ30メートルの巨大な岩をモチーフにした建物。外壁には、1つおよそ50kg~70kgの花崗岩を約2万枚使用しており、66枚の三角形を組み合わせた複雑な外観。見る角度や光の加減によって様々な表情を見せる。

エディットタウン-ブックストリート(4F)


本の息づかいや賑わいが感じられる" 街"のような図書空間。松岡正剛館長の監修により世界を読み解くための「9つの文脈」にそって約2.5万冊の本が並ぶ。既存の図書館にはない、まったく新しい先進的な選書のモデルになっている。ここを抜けた先に"本棚劇場"がある。

本棚劇場(4F)


高さ約8メートルの巨大本棚にかこまれた空間。KADOKAWA刊行物と、角川源義文庫、山本健吉文庫、竹内理三文庫、外間守善文庫の個人蔵書が一堂に並ぶ。また、本棚劇場では定期的に「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとしたプロジェクションマッピングが毎時30分ごとに上映され、本の内容が表紙の外に飛び出してくるような音と映像の体験が味わえる。約3万冊の書籍を所蔵。

「本棚劇場」内に設置された24台のモニター

文豪ストレイドッグスコラボのプロジェクションマッピング第二弾

原作者・朝霧カフカ書き下ろしで、登場人物である中島敦(CV: 上村祐翔)と太宰治(CV: 宮野真守)のストーリーを描いたスペシャルコンテンツ《文豪 meets 文豪ストレイドッグス 第二弾》編。

敦と太宰が本棚劇場で繰り広げる本にまつわる物語を、迫力の映像と音声、キャストの録りおろしボイス。

グランドギャラリー(1F)


ファン・ゴッホが見た世界を追体験する体感型デジタルアート展「ファン・ゴッホ -僕には世界がこう見える-」を開催。

第三会場(無料)にある

「ひまわり畑のフォトスポット」

ひまわりと巨大なゴッホの自画像で埋め尽くされた空間

所沢航空記念公園(所沢市並木)


日本における航空発祥の地。終戦後米軍基地として接収されていた一部が昭和46年に返還され、その跡地に造られた約50haの広大な面積の広域公園。園内には飛行機の仕組みが学べる所沢航空発祥記念館をはじめ、人工芝運動場、テニスコート、野球場などの運動施設のほか、野外ステージ、茶室、日本庭園などがあり、県西部のスポーツ・文化の交流拠点となっている。~所沢航空記念公園HPより抜粋転載~

マップ:所沢航空記念公園HPより転載

航空発祥の地

-所沢市指定文化財(史跡)-

所沢市が日本の航空発祥の地といわれているのは、明治44年(1911年)4月、所沢に日本初の飛行場が開設されたことによります。明治42年(1909年)7月、勅令により臨時軍用気球研究会が発足し、航空機に関する研究が開始されました。気球研究会は、設置直後から試験場候補地を検討。栃木県大田原や千葉県下志津なども候補地にあがりましたが、旧所沢町と松井村にまたがる地域に決定されました。気象条件や地形の起伏などが選定の理由であったとされています。開設当初、所沢飛行場の敷地面積は約76.3ヘクタール。飛行機格納庫、気象観測所、軽油庫、東西方向に幅約50メートル、長さ約400メートルの滑走路を持つ飛行場でした。所沢飛行場での初飛行は、明治44年(1911年)4月5日の早朝に開始されました。まず、徳川好敏とくがわよしとし大尉がアンリ・ファルマン機で飛揚し、約1分で着陸。続いて、日野熊蔵ひのくまぞう大尉がライト機で3分30秒の飛行時間を記録しました。所沢の住民はもとより、多くの見学者が、飛行を一目見ようと近在各地から集まり、訓練日には桟敷が設けられ、飛翔のたびに歓声が上がったといわれています。平成23年3月 所沢市教育委員会

航空発祥の碑

この地は明治44年我が国で初めて飛行場が開設され 同年4月5日早朝徳川大尉操縦のアンリ・ファルマン機が初飛行に成功しました。それ以来、我が国航空界の発達に貢献した由緒ある「航空発祥の地」であります。所沢市 所沢航空史料調査収集する会

C-46A輸送機(天馬)

C-46方輸送機は、アメリカのカーチス・ライト社が1940年3月から総数3,180機を製造。当初は軍用輸送機として使用されたが、戦後は数多くが民間旅客機として使用された。日本では、昭和30年1月航空自衛隊の輸送機としてC-46D型機を初装備し、昭和34年12月にはC-46A型機を輸入して総数47機を保有していた。この輸送機は「空のデゴイチ」とも呼ばれ、航空自衛隊では災害時の緊急物資輸送などに広く活躍した。ここ所沢航空記念公園に展示しているC-46A型輸送機は、航空自衛隊入間基地で使用されていたものを、昭和55年3月に分解、運搬し、当公園のシンボルとして設置したもの。最大速度は433km/h、上昇限度は8,400m、航続距離は2,200kmで、乗員5名、輸送人員は50名。 所沢市市民経済部商工労政課 ~案内板より抜粋転載~

航空整備兵の像