熊本・大分・福岡の旅


熊本在住の友人を訪ねて、熊本へ。「熊本城」を見学した後、"大人女子4人旅"スタート。大分県の「湯布院」へ。 美食懐石と露天風呂付き離れ宿「旅籠 香乃蔵 」にゆったり2泊し、「湯の坪街道」「金鱗湖」を散策。2泊後、湯布院と阿蘇を結ぶ絶景ドライブルート「やまなみハイウェイ」を通って「阿蘇」の観光スポットへ。その後、熊本空港で3人と別れ、せっかく九州へ来たので、"福岡への1人旅" -2023.07.14~07.16- 翌日、博多から行きたかった世界遺産「宗像大社」と"光の道"で有名な「宮地嶽神社」へ。 -2023.07.17-

熊本城 → 🚙 → 湯布院(南由布)  -2023.07.14-

湯布院


「ゆふいん」とは大分県の中央部、由布市湯布院町にある温泉郷。大分県にある「豊後富士」と称される活火山「由布岳(ゆふだけ)」の麓に広がる温泉地帯で、温泉湧出量・源泉数は全国2位となっている。「東の軽井沢、西のゆふいん」と称されるほど人気で、女性も多く集まる観光地。

「湯布院」と「由布院」どっち?:「湯布院」は、昭和30年に由布院町と湯平町が合併して誕生した地名。その後、平成17年に挾間町(はさままち)と庄内町(しょうないちょう)と合併して由布市になった。そのことから、由布院町と湯平町を含む場合は「湯布院」、湯平町を含まない場合は「由布院」となる。例えば、高速道路のゆふいんインターチェンジは「湯布院」、JRのゆふいん駅は「由布院」という具合に表記が異なるとのこと。現在では紛らわしいので「ゆふいん」と平仮名表記されることも多くなっているそうです。

南由布 → 🚊 → 由布院  → 湯の坪街道 → 金鱗湖 → 南由布 -2023.07.15- 

宿泊した南由布の景色

南由布駅(由布市湯布院町中川)


雄大な由布岳を望む場所の位置し、自然に囲まれた環境の中、ワイナリーや温泉などもあるJR九州久大本線の「南由布駅」。

由布院・日田方面

由布岳を望む

由布院駅(由布市湯布院町川上)


ロビーが高さ12mの吹き抜けとなっており、改札口がなく、プラットホームまで一挙にぬけられるという造り。大分出身の建築家磯崎新氏の設計による木造の駅舎は、建物全体が黒で統一されシックにしてモダン。待合室を兼ねたホールはギャラリーとしても利用されている。また、1番線ホームには、足湯(有料)もある。~大分県由布市HPより転載~

建築家磯崎新氏の設計による木造の駅舎

観光辻馬車

由布院マップ

湯の坪街道(由布市湯布院町川上)


由布院駅から金鱗湖へ向かう途中にある「湯の坪街道」。雑貨屋さんやカフェなど、さまざまお店が軒を連ねる。

正面に豊後富士と称される

「由布岳」(1583.3m)を眺める

上記写真:ゆふいん湯の坪商店会HPより転載

どんぐりの森

由布院 鞠智(cucuchi)

「湯の坪横丁」

湯布院 醤油屋 本店

由布院フローラルヴィレッジ

「湯の坪街道」から少し入ったところにある「湯布院フローラルヴィレッジ」は、『ハリー・ポッター』の撮影地にも採用された「イギリス」のコッツウォルズ地方の街並みを再現したミニテーマパーク。 

由布院オルゴールの森

ガラスの森

湯布院昭和館

金鱗湖(由布市湯布院町川上)


金鱗湖について

1.金鱗湖名の由来:昔は湖と言わず池と言い、由布岳 (1584m)の下にある池という意味から、由布岳の「由布」を省略し、更に「岳の下(たけのもと)」を「岳ん下(たけんした)」と発音して「岳ん下ん池」と称した。明治17年大分の儒学者、毛利空桑が池のそばの露天風呂(茅葺き屋根)の岳ん下ん湯、通称「下ん湯」から湖面を眺めていると魚が飛び跳ね、鱗がおりしもの夕日に映えて金色に輝く様を見て「金鱗湖」と名づけられる。

2.金鱗湖の概要:やや長方形をして長辺約100m、短辺約70m。湖底は緩やかな「すり鉢」状になって居り、最深部は、湖の山の手側にあって約2mである。水の流入は下ん湯の横、ハエ川の温水(30度以上)と天祖神社境内の湧水、それに湖底深部にある湧水の供給から成り立っており、1日約23,300㎡が流出して大分川の源流となっている。生息する魚は、鯉 、鮒 、ハヤ 、うなぎ 、ナマズ 、テラピア(豊後鯛)、グッピー 、すっぽん亀 、石亀 等です。

3.由布盆地の朝霧:朝霧は、秋から冬にかけ、晴れて冷え込みのきつい風がない朝、由布盆地を霧の海に沈めてしまう。この現象を狭霧台 (野々草台上)や蛇越し峠(川西地区)からの眺望は、まさに天下一品である。朝霧発生の主因は金鱗湖から流れ出る川の水蒸気であると言われている。 ~下記案内板より抜粋転載~

洋風の建物は「ペンション金鱗湖 豊の国」


湖に清水と温泉が流れ込んでいると言われ、年間を通じて水温が高いため、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができ、朝霧がかかる風景は由布院温泉を代表する景観だそうです。

上記写真:大分県由布市HPより転載


天祖神社(由布市湯布院町川上)


天祖神社(てんそじんじゃ)は、金鱗湖の南東ほとりに鎮座。御祭神は、天之御中主神・素盞鳴男命・軻遇突智命・事代主命。第12代景行天皇12年、豊後国速見郡に住む速津媛に勅して皇祖神霊を祀ったことが始まり。現在、中央に天祖神、向かって右に八坂神社、左方に金比羅神社を祀っている。金鱗湖に浮かぶ鳥居は、かつて湯布院町内の「佛山寺」にあった金毘羅宮のもので、明治の神仏分離政策によって現在地に移された。

金鱗湖に浮かぶ「鳥居」

旅籠 香乃蔵(由布市湯布院町川西)


湯布院の街並みから一歩離れた南由布に佇む「旅籠 香乃蔵」。全8室の離れに源泉かけ流しの温泉を楽しめる露天風呂を備えた宿に宿泊。

上記写真:旅籠 香乃蔵HPより転載

大浴場

客室露天風呂


一泊目の夕食

二泊目の夕食

朝食Ⅰ

朝食Ⅱ

湯布院(南由布) → 🚙 → 阿蘇 → 🚙 → 阿蘇くまもと空港 -2023.7.16-