トルコ周遊8日間


"新トルコハイライト8日間"(トラピックス)のツアー参加。「トロイ遺跡」「エフェソス遺跡」「パムッカレ」「コンヤ」「カッパドキア」「イスタンブール」とトルコの人気観光スポットを巡りました。 -2007.02.07~02.14-

上記MAP:ターキッシュエア&トラベルHPより転載

アイワルク(Ayvalik) → 🚌 → エフェス(Efes)  -2007.02.09-

エフェス遺跡 (Efes Oren Yeri) 〈世界文化遺産〉


トルコ西部、エーゲ海沿岸に位置する巨大な都市遺跡。ギリシャ時代にはじまり、古代ローマ、そして東ローマ帝国の時代まで栄え続けた長い歴史を持ち、最も繁栄したのは古代ローマの時代。今でも2000年以上前の遺跡が…。 ギリシャ・ローマ遺跡の中で最大級の「エフェス遺跡」は、2015年、世界文化遺産に登録された。

チケット

「エフェス遺跡」の入場口は、北エントランスと南エントランスの2つある。南エントランスの「ヴァリウス浴場」から入場。

「ヴァリウスの浴場」

(Baths of Varius)

紀元前2世紀ころの建築で、斜面の大きな岩付近から高温浴場も発見された。ここには冷水浴場、温水浴場、休憩室、浴場サロンもあったとのこと。

「パシリカ」

「市庁舎」

(Prytaneion)

建物にはポーチ式の小部屋に囲まれた中庭、集会場、4本のコリント式円柱(内3本は現存)に支えられた屋根付の長方形の部屋があった。また、ここには当時町の人々の生活の象徴となっていだ聖火”が灯され続けていたという。この場所からほぼ完全な伏態で出土したアルテミス像は現在考古学博物館に展示されている。

「ヘラクレスの門」

ヘラクレスの彫刻があることから、「ヘラクレス門」と呼ばれるようになった。ライオンの毛皮をまとったヘラクレスのレリーフが特徴的。

勝利の女神「ニケ」のレリーフ

翼を持った勝利の女神「ニケ」のレリーフ。彼女の左手には勝利の象徴である月桂樹の冠が、右手には小麦の葉がある。ローマ時代のもので、ドミティアヌス広場の遺跡の中から発見された。

「クレテス通り」

スロープの家の外観

「トラヤヌスの泉」

102年頃に、トラヤヌス帝に捧げられた泉。三角のファサードが印象的。当時は12mの高さを誇る2階建ての建造物であった。

「ハドリアヌス神殿」

138年頃建った皇帝ハドリアヌスに捧げた神殿。手前のアーチには運命の女神「ティケ」、奥のアーチには羽を広げた「メドゥーサ」が彫られている。

手前アーチ中央にある

女神「ティケ」

後方アーチ中央にある

「メドゥーサ」

「公衆トイレ跡」

2000年前の公衆トイレ。約50人同時に使え、仕切りもなかった大理石製の水洗式トイレ。便器の穴の下を水が流れており、下水道もしっかり整備されていた。

「クレテス通り」

正面奥に見えるのが「ケルスス図書館」

ケルスス図書館(Celsus Kutuphanesi)


紀元117年に建てられたエフェソス遺跡を代表する建築で、広大な遺跡のほぼ中央に位置している。当時はパピルスや羊皮紙に書かれた12万巻にも及ぶ蔵書が、壁のくぼみに収められていた。その規模から、アレクサンドリア(エジプト)、ペルガモン(トルコ)と並ぶ、古代の世界三大図書館とされている。正面玄関は、視覚的効果を計算に入れて設計され、両端の柱と二階部分の柱をやや細めに造り、遠近法を駆使し建物全体を大きく見せるなどの工夫がなされている。また、4体の女性像(レプリカ)が立っており、知、美徳、学問、運命をあらわしている。右側に見える2つのアーチ状の門は「マゼウスとミトリダテスの門」で紀元前3世紀頃の建物。

「クレテス通りのモザイク」

クレテス通り沿いの斜面には、市民たちの住居が連なっていた。紀元前1世紀頃の住居跡で、裕福な層の住民たちが居住していたと考えられている。そこには地面には精巧なモザイク画が残っている

「娼婦宿の広告」

ケルススの図書館前に、中庭を囲むように建つ娼婦宿。2階建ての建物で、1階が客室、2階が住居エリアだった。マーブル通りに「娼婦宿の広告」がある。それは、大理石に掘られた「娼婦宿」の方向を指す足跡。(左上)愛を意味するハートマーク(左下)娼婦宿がある方向を示す足形(右上)女性の顔(右下)お札の絵。

「大劇場」

Great Theatre)

ヘレニズム時代に造られ、その後ローマ時代に拡張工事が施され、最大収容人数は2万4000人だったといわれてる。ピオン山の斜面に沿って造られている高さ約30m、直径約150m、220度の角度を有する。

劇場体育館手前から「大劇場」を臨む

「スタジアム通り」

「劇場体育館」

「アルカディアン通り」(港通り)

「大劇場」から港へ。

長さ530m、幅21mの道の両側には柱が並んでいた。

エフェス(Efes)→  🚌 → パムッカレ(Pamukkale)