江の島散策Ⅱ


何度も訪れている江の島。でも、じっくり一周したことがなかったので、今回は江の島の主要スポットを巡ってみました。お天気も良く、景観もすばらしく…。また、江島神社「辺津宮」「中津宮」奥津宮」や「江の島岩屋」等名所の歴史に触れ、『江の島再発見』の散策となりました😊。 -2024.04.04-

江の島map

出典:2023 旅をおもしろくする観光地図|今八

江の島稚児ケ淵


島の西南端、岩屋の周辺に広がる、隆起現象でうまれた海食台地。屏風のように連なる断崖の真下にあり、打ち寄せては砕ける波と、富士山の向こうに沈む夕日の美しさで知られ、「かながわの景勝50選」にも選ばれている。磯釣りの名所としても知られ、休日には多くの太公望でにぎわっている。稚児ヶ淵の名前は、かつて鎌倉相承院の稚児白菊がここから身を投げたことから付いたといわれている。

上を見上げると

平らな波食台が広がる

上記写真:藤沢市観光公式HPより転載

江の島岩屋


岩屋とは岩壁にできた洞窟。長い年月をかけて波の力によってできた江の島岩屋は、古くから信仰の対象となってきた。弘法大師(空海)が訪れた際には弁財天(水の女神)が現れたと伝えられ、また、源頼朝がここで戦勝祈願したと言われている。今では江の島のパワースポットの一つとして知られ、たくさんの人が訪れるようになっている。第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)の二つの岩屋がありますが、岩棚にかけられた橋を渡っていけるので、景色とともに楽しむことができる。全長128mの岩屋橋からは、相模湾とその先に広がる富士、箱根、伊豆が一望できる。~江の島岩屋パンフレットより転載~

岩屋橋

江の島岩屋の見取り図

出典:江の島岩屋パンフレット

第一岩屋:奥行152m

貸出ロウソクをもって進みます♬


与謝野晶子歌碑 

沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 

志づく散るなり 江の島の洞 晶子

左側を進む

この洞窟は昔から富士山の麓にある

鳴沢氷穴に続いているといわれる

日蓮上人の寝姿石

ここは江島神社発祥の場所と伝えられている。

欽明天皇13年(552)に鎮座された。

第一岩屋を出て順路を進む

岩間から海が望める

第一岩屋から第二岩屋へ続く橋の途中の

亀石」

ここから目下の水面を見ると、亀の姿をした石を見ることができる。波に洗われている姿は、大きな亀が竜宮城へ帰っていくかのように見えます。この「亀石」は、対岸の片瀬地区にある中村石材の先代中村亀太郎氏がノミをふるったものであると云われている。※満潮の時は、水面下に沈んでしまい見えないことがある。~下記案内板より抜粋転載~

第二岩屋:奥行き56m

龍神伝説の地といわれる


天女と五頭龍(江の島生まれの伝説)

昔むかし、鎌倉の深沢山中の底なし沼に五つの頭をもつ悪龍が住みつき、村人を苦しめていました。子供をいけにえに取られることから、この地を子死越と呼んで恐れられていました。ある時、子死越前方の海上に密雲が何日にもわたってたれこめましたが、天地が激しく揺れ動いた後、天女が現れ、雲が晴れると今まで何もなかった海上に一つの島ができていました。これが現在の江の島とか。天女の美しさに魅せられた五頭龍は、結婚を申し込むのですが、悪行が止むまではと断られてしまいました。その後、心を改めて結婚することができたと言われています。この伝説の天女が、江の島に祀られている弁財天といわれ、五頭龍が龍口明神社として鎌倉市腰越に祀られています。~上記案内板より転載~

江の島ヨットハーバー 展望デッキ


江の島の東端、湘南港(江ノ島ヨットハーバー)は、昭和39年8月18日、東京オリンピックのヨット競技場として整備された港湾で、湘南港灯台も湘南港とともに土木学会選奨土木遺産に選定されている。ちなみに、湘南港は、東京2020オリンピック競技大会のセーリング競技会場にもなっている。~ニッポン旅マガジンHPより抜粋転載~

眺め抜群の展望デッキ

湘南港灯台(白灯台)

湘南港防波護岸外端に建つ灯台。江ノ島ヨットハーバーの灯台(東京オリンピックヨットレース会場のシンボル的デザイン)ということで、ヨットの帆をイメージして造られたデザイン灯台。塔高18m、平均海面から灯火までの灯火標高19m、光達距離8.5海里(15.74km)。~ニッポン旅マガジンHPより抜粋転載~

展望デッキから眺める風景

江島神社「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」「龍宮」等は、 江島散策Ⅰ へ。