寺家ふるさと村(横浜市青葉区寺家町)


東京都町田市と川崎市に隣接し、雑木林の丘に挟まれた「谷戸田」と呼ばれる細長く伸びた水田が幾筋もある「昔ながらの横浜の田園風景」が色濃く残っているところ。ふるさと村内には、水田や畑、森だけでなく、住宅や道路、水路も。

田園都市線「市が尾駅」から鶴見川沿いを歩いて「寺家(じけ)ふるさと村」へ行ってきました♬  -2023.11.28-

上記地図:横浜市HPより転載

鶴見川(谷本川)


鶴見川本川は、東京都町田市の北部を水源とし、他に恩田川・早淵川・大熊川などの支川(枝分かれしている河川)と合流した後、横浜市や川崎市の市街地、京浜工業地帯を流れた後、東京湾に注ぐ一級河川で、延長は約42.5km、流域面積は235k㎡。

青葉区役所あたりから鶴見川へ

「川間人道橋」

河口から25.0km

市ヶ尾高校のあたり

「バクの案内板」

河口から25.2km:青葉区市ヶ尾町

「バクの案内板」:鶴見川の流域は、その外形が斜め左後ろからみたバクの形に似ている。典型的な都市河川・鶴見川は、バクの形の流域をもつ「バクの川」として、市民活動や行政の啓発活動の領域では、鶴見川流域を象徴するのに腹部の白いマレーバク(アジア産)のキャラクターが使われる。 ~鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)事務局HPより抜粋転載~ なお、横浜市内を東西に流れる鶴見川のうち、恩田川と合流する地点より上流部は古くから「谷本川」とも呼ばれる。

「宮前橋」

右側の建物は、アンティーク・ホーム雑貨・ガーデン雑貨店「ワンダーデコール・イングリッシュコテージ」。

「常盤橋」

ここにも「バクの案内板」

河口から27.0km:青葉区鉄町

「常盤橋」を渡り

「寺村ふるさと村」へ

寺家の谷戸田を流れる水路・水門

「橋戸橋」から見た寺家川上流

総合案内所「四季の家」


寺家の自然を背景に、農業、自然、人文関係の展示紹介や研修、手造り食品(みそづくり等)の実習、天然記念物ミヤコタナゴの飼育展示、ふるさと村諸施設の案内、レストラン等、ふるさと村諸施設の中心的役割を担う。

「寺家ふるさと村マップ」

上記マップ:横浜市HPより転載

熊野神社(横浜市青葉区寺家町)


熊野神社の創建は記録には不明であるが、武蔵風土記には九尺二間の社(熊野社)が寺家村熊野谷にあると記録されている。当地では昔から御熊様と言われ、口伝により何時の時代か火災によりここに移転されたと伝えられている。この度罹災した社は、慶應三年に当地大工野路文之丞により建立されたと棟札により判明する。その後大正十四年に当地大工荻原七之助により拝殿・浜縁を増築し、社殿が完成。昭和四十五年に屋根を茅葺きより銅板葺きに改築する。今回の再建には旧社殿の復元をする趣旨で建設をする。~境内石碑より転載~ 社殿は、2001年(平成13年)に不審火によって全焼、翌2002年(平成14年)に再建。


「社殿」

階段上から

熊野神社の脇に鎮座する「稲荷社」

熊の池


谷戸のため池を利用したヘラブナの管理釣り場となっている。

「熊の橋」へ

「熊の橋」

「大池」へ


大池


寺家ふるさと村には五つの溜池があり、大池はその内最も大きい。

むじな池


水車小屋


山田谷戸