エジプト周遊8日間


「《大・好・き エジプト》EXホテルの眺めの良い部屋に泊まる悠久のエジプト8日」(日本旅行)に参加。「ギザのピラミッド」、「アスワン」、「アブシンベル」「ルクソール東岸・西岸」「サッカラ・ダハシュールのピラミッド」「メンフィス」「カイロ」など観光、"悠々の歴史を訪ねるエジプトの旅"となりました。  -2007.11.17~11.24-

絵葉書

アスワン(Aswan) → ✈ → ルクソール(Luxor)-2007.11.20-

ルクソール(Luxor)→ 🚌 → ルクソール博物館 → 🚌 → カルナック神殿 → 🚌 → ルクソール神殿

ルクソール (Luxor) 東岸 〈世界文化遺産〉


ルクソール県の県都。古代エジプトの都テーベがあった場所で、現在も数多くの遺跡が残っている。市域はナイル川によって分断されている。西岸の死者の世界に対し、東岸は太陽が昇ってくるため、生きている人が住む「生者の世界」といわれていた。日が昇るナイル川の東岸には、「カルナック神殿」や「ルクソール神殿」など生を象徴する建物が、日が沈むナイル川西岸には死を象徴する「王家の谷」や「王妃の谷」などがある。市内にある遺跡の多くが「古代都市テーベとその墓地遺跡」として世界文化遺産に登録されている。 

上記MAP: STWORLD HPより転載

ルクソール博物館(Luxor Museu)


「ルクソール博物館」は、1975年、ルクソール周辺で発見された遺物の展示公開するために建てられた。ルクソール周辺にある多くの遺跡から発掘された遺物、彫像、陶器、石器、装飾品などが多く展示されている。館内は写真撮影禁止です。

カルナック神殿 (Temple of Karnak )


「カルナック神殿」は、ナイル川東岸にある。カルナック神殿群はテーベの土地の神様であるアメン神に捧げられたもの。カルナック宮殿の入口には顔は羊、胴体はライオンの40頭ものスフィンクスが短い参道に並べられ、更に高さ15mの巨像が立っており、1体はラムセス2世像。参道に沿っては高さ23mの柱が6本ずつ2列に並び、カルナック神殿の広い敷地内には、その左右の部屋に高さ15mの柱が122本立っている。また、29.56mのハトシェプト女王のオベリスクは、現存する最大のオベリスク。

上記MAP:HISユニバーサルツーリズムデスクHPより転載

スフィンクスの参道(Sphinx Alley)


古代エジプトの太陽神・アメン信仰の総本山ともいえる「カルナック神殿」と、その中核であるアメン大神殿の付属神殿・「ルクソール神殿」をつなぐ水路であったと考えられており、当時は1,350体のスフィンクスが建てられ、その長さは2,700メートルにも及んだといわれている。

牡羊の頭のスフィンクス

スフィンクスの前足の間に小さなファラオが…。

第一塔門


ラムセス2世

オシリス神のポーズをとる。

足の間にいるのは、ベントアナト妃とされる。

第二塔門


大列柱室


ラムセス2世の建てた「大列柱室」は、幅102m、奥行き53m、柱の高さは23m。134本もの巨大な石柱が並ぶ。この「大列柱室」は、映画『ナイル殺人事』』に登場する。


天井の柱の裏にも

彩色された絵が描かれている


かつての天井のレリーフ

柱や壁にレリーフ

大列柱の間から

ハトシェプスト女王の

オベリスクが見える

トトメス1世のオベリスク


高さは19.5m、重さは143tとされる。

ハトシェプト女王のオベリスク


ハトシェプト女王がアメン神と父トトメス1世に捧げたオベリスク。エジプト国内に現存する最大のもので高さは29.56m。元々2本対になって建っていたのだが、1本は折れてしまい、現在、そばの池のほとりに横たえられている。

ハトシェプト女王の

折れたオベリスク

スカラベの像


「スカラベ」は日本名で「フンコロガシ」。古代のエジプトの人は、糞玉を転がす姿を太陽の回転を司るケペラ神に重ね、「スカラベ」をケペラ神の化身と考え、「スカラベ」を不死と復活の象徴し、その姿を象ったものをお守りとして崇めたそうとのこと。この周りを反時計周りにこの像の周囲を3回ると幸せになり、7回(回数には諸説あり)回ると願いがかなうそうです。7回、回ってみました!!

オシリス神のポーズ

ルクソール神殿 (Temple of Luxor) 〈世界文化遺産〉


ナイルの東岸、町の南にあり、古代エジプトの主神アモンの神殿。新王国時代に「カルナック神殿」の副神殿として建てられた。「南のハーレム」という別名を持ち、年に1度、ナイル川の増水期に、アメン神が妻ムト女神と過ごすために訪れる「オペト祭」のために造られた。建設当時は「カルナック神殿」と「ルクソール神殿」はスフィンクス参道で繋がっていたといわれている。1979年、「古代都市テーベとその墓地遺跡」として世界文化遺産に登録された。ライトアップされた神殿はきれいでしたが、写真に撮るのは難しく💦昼間に観光したかったです。

第一塔門とオベリスク


第一塔門の前に1対の「ラムセス2世(紀元前1279-1213年頃)の坐像」、その手前に「オベリスク」(高さ25m)が1本立っている。元々オベリスクはシンメトリーに両側に1本ずつ2本建っていたが、もう一本のオベリスクは、1819年、フランスに贈られパリに運ばれ、現在はコンコルド広場にある。

絵葉書

大列柱廊


巨大な開花式パピルス柱が2列14本建ち並ぶ。柱の高さは19m。

絵葉書

ラムセス2世の中庭


周りをぐるりと74本の列柱に囲まれ、列柱の間にはラムセス2世の像がいくつも立っている。

「ラムセス2世の座像」

アメン神のレリーフ

ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃


若きツタンカーメン王と妻のアンケセナーメン王妃。うしろ、王妃の手がツタンカーメン王の肩に添えられている。仲睦まじげな夫婦の座像。

ツタンカーメンのカルトゥーシュ?

列柱廊を過ぎてから振り返ると

ローマ時代に礼拝堂に改装されてしまった部屋

ローマ風の人々を描いたフレスコ画

レリーフが見事に残っている